健常者12例を対象に、嚥下時に舌根部と下咽頭部で発生する前後左右の圧力パターンを3D高解像度マノメトリーで観察した。反復測定分散分析の結果、舌根部と下咽頭部では圧力が非対称に発生することが確認された。主に圧力の向きが有意に影響することが平均最大圧力発生時点および圧力積分値で確認され(いずれもP<0.001)、後方からの圧力が最も高かった。
健常者12例を対象に、嚥下時に舌根部と下咽頭部で発生する前後左右の圧力パターンを3D高解像度マノメトリーで観察した。反復測定分散分析の結果、舌根部と下咽頭部では圧力が非対称に発生することが確認された。主に圧力の向きが有意に影響することが平均最大圧力発生時点および圧力積分値で確認され(いずれもP<0.001)、後方からの圧力が最も高かった。