4月24日(月)に開かれた参議院決算委員会で「口腔の健康は全身の健康につながる」との認識を示した上で「口腔と全身の健康の関係に着目しながら総合的な歯科口腔保健の政策を推進していきたい」との考えを厚労相が自ら示したことは画期的とも言える。
答弁では、「口腔ケアで誤嚥性肺炎の予防につながる、歯数が多いほど何でも噛んで食べる割合が多い」との調査結果も報告されている。
さらに「高齢者の患者の増加によって歯科保健医療の状況は大きく変わっている。今後、医科と連携した歯科訪問診療の充実、多職種による研修・会議への歯科医師の参画を通じて地域における取り組みを進めていくことが重要と認識している」と述べた。