心身の健康のベースとなり、病気予防の第一歩ともいわれるほど正しい食事が重要だ。最近ますます日々の食事の重要性が高まっている。そんな中、5月29日、東京・神谷町に国際オーソモレキュラー医学会が監修するレストラン『医学会キッチンオーソモレキュラー』がオープンした。学会に所属し活動する約700名の日本の医師や歯科医師、薬剤師、管理栄養士たちの中から季節ごとに約10名が各々の研究に基づき、健康寿命長寿、ダイエット、アンチエイチングなどの効果を訴求したメニューのレシピを作成。クリニックでは伝えきれない食を通しての健康へのアプローチをする。また、食材に対する正しい理解と活用方法を学ぶ場として、効率の良い食べ方、調理方法なども提案。さらに、様々な注目食材も紹介する。
今後は、「健康長寿を目指す」、「アンチエイチング」、「仕事のパフォーマンスを上げる食事」など、テーマごとにドクターによるセミナーと食事会を企画しており、科学的根拠に基づいた中立的な食の情報提供を行っていくという。医師たちが提案する新たな外食スタイルに注目したい。