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クチュクチュ「フッ化物洗口」 佐伯・木立小 虫歯予防へ

佐伯市の木立(きたち)小学校(森崎薫校長、61人)で虫歯(むしば)を予防する「フッ化物洗口(せんこう)」が始まった。

 児童(じどう)は味もにおいもない洗口液(えき)10ミリリットルを含み、口内全体をまんべんなく洗えるように音楽に合わせて1分間うがいをした。今後、週1回実施(じっし)する。

 市教委によると、フッ化物洗口をすると▽歯が強くなる▽歯を元の健康(けんこう)な状態(じょうたい)に戻す「再石灰化」の促進▽口の中で細菌(さいきん)が増えないようにする「抗菌作用」―が期待されるという。

 昨年度から下堅田(かたた)小で試験(しけん)的に始め、本年度は木立、上堅田各小など小中学校10校ほどで実施。来年度から市内の園児、児童、生徒の虫歯ゼロを目指し、全幼稚園、小中学校に拡大する予定。