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もしかして糖尿病?…歯科で所見、医科に紹介

知事は8日の定例記者会見で、糖尿病の早期発見や早期治療につなげるため、医科と歯科の連携を進めると発表した。

 県健康増進課によると、協力医療機関として県に登録した歯科を患者が受診し、「歯周病の治りが遅い」など糖尿病の症状がみられた場合、糖尿病かどうかを判断するため、歯科が医科に患者を紹介するという仕組み。糖尿病を早期発見することで重症化を予防し、人工透析などの医療費の軽減を図る。また、普段医科の診察を受ける機会がなく、糖尿病に気づいていない患者の早期発見にもつなげる。

 知事は「早期発見と早期治療で医療費を軽減するというよい循環を期待したい」と述べた。

 10月末までに、医科45、歯科105の医療機関が登録した。県は今後も協力医療機関を募集していく。協力医療機関のリストは県健康増進課のホームページ(http://www.pref.yamanashi.jp/kenko-zsn/seizinhoken/sikahoken.html)に掲載されている。