記事一覧

ドライマウス 最新治療&チェック法

鶴見大学歯学部の斎藤一郎教授の解説。ドライマウスの原因は降圧剤など薬の副作用、口呼吸、シェーグレン症候群など。さきほどの岡野さんはストレスが大きな原因と診断され、「横断歩道の白線だけを歩く」「オカリナの演奏」を半年間行い症状が回復した。意識を集中することで痛みや症状への意識が外れるのが目的。オカリナ以外にも自分が没頭できるものを探すと良い。乾きを忘れるような何かに没頭することがストレスによる症状の悪化を防ぐと考えられる。ドライマウスセルフチェック表。「口の乾きが3か月以上続く・口内炎がよくできる・口臭が常に気になる・虫歯になりやすい・目や鼻の中が乾燥する」が3か月以上続く人はドライマウスの可能性あり。シェーグレン症候群の方は医師と相談の上で唾液分泌促進薬による治療も行われている。ドライマウス研究会のホームページでは全国の歯科・口腔外科・耳鼻咽喉科を紹介している。ストレスによる口の乾きは悪循環になることがあり乾きのストレスをためないことが重要。