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カンジダ菌などの増殖を持続的に抑制する義歯用粘膜治療材が承認

 北海道大学、広島大学および産業技術総合研究所は11月14日、新義歯用粘膜治療材「無機系抗菌剤CPC担持モンモリロナイト」を開発したと発表した。同製品は、10月9日付けで厚生労働大臣に製造承認された「塩化セチルピリジニウム(CPC)」の抗菌活性を利用し、CPCが徐放することで持続的な抗菌効果を発揮する。

 同製品のような口腔に薬剤が徐放するコンビネーション製品(薬物・機器組み合わせ製品)は日本で初めて。同製品の発売は、保険適用の手続きを経て、2019年春を予定している。

      (医療NEWS 11月16日より)