パリパリになってめくれ上がったくちびるの皮を
ついつい剥いだり、噛み切ったりしていませんか?
くちびるはからだの外にありますが、皮膚ではなく粘膜で、
絶えず外界にさらされています。
冬は空気の乾燥に加えて、暖房による乾燥でさらにパリパリになります。
ですが、単なるくちびる荒れではないこともあるのです。
例えば、食べ物やリップクリームなどが触れることによって起こる
接触性口唇炎や、皮を剥ぐ刺激などから剥脱性口唇炎になることがあります。
疲れなどによる免疫力低下からカンジダ性口唇炎やヘルペスといった
感染症を発症したり、銀歯が原因で炎症を起こす場合もあります。
治りにくい、腫れる、痛みが強い場合などは、
思わぬ原因が潜んでいることがあります。
例えば、銀歯が原因の炎症は、白い差し歯に変えると改善されることがあります。
気になる時は専門医を受診するようにしましょう。
また、乾いた時は舐めたりせず、リップクリームなどを塗って
保湿するようにしましょう。
頻繁に舐めていると「舐めまわし皮膚炎」になりますよ。
▼参考:口唇・口囲に生じる皮膚疾患の診方 聖路加国際病院 衛藤光先生
https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/i0lmxvp0fvm4apuqpkrlX
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