記事一覧

噛むための筋肉

よく噛むためには歯が大切です。大人の歯は親知らずを含め全部で32本。
それぞれの歯は生えている場所で、異なる役割があります。
例えば奥歯がなくなると硬いものをすり潰すことが難しくなる、
前歯がなくなると、食べ物を噛み切るのが難しくなるといった具合です。

しかし、歯が全部そろっていても、必ず噛めるというものではありません。
表情を作る顔の筋肉「表情筋」には、お口の周りの筋肉も含まれ、
口角を上げたり下げたりします。表情を作るためにとても大切です。
それ以外にも、お話をしたりお食事をするためにも筋肉は不可欠です。

例えば、お口を開けたり閉めたりするときは下あごを動かします。
下あごを開閉させるための筋肉が弱くなるとお口が開きにくかったり、
また、開きっぱなしになることもあります。
頬の筋肉も噛むために必要なのと同時に、頬の縦方向についているものもあり、
下あごを引き上げる働きもします。

筋肉は何もしなければ、どんどん衰え、重力に負けて下がってしまします。
頬のたるみは目に見える筋肉の衰えですよね。
からだの筋トレをするように顔の筋トレも・・やっぱり必要です。

噛みごたえのあるものをしっかりと噛むことでも
噛むための筋肉は鍛えられ、同時に頬のたるみ解消にもなります。
この先、ずっと美味しく安全にお食事を楽しむためにも、
毎日できる表情筋の筋トレを始めませんか?

▼参考:筋肉の働き(テーマパーク 8020)
 https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/i0dq1pr0ivifk1xjxjB0c