下記の情報については、顎の周囲の筋肉についてですので顎関節自体については、注意が必要と思われます。 やぶしたフラワー歯科医院
新時代の日本人に警告!謎の“あごこり”SP
本日のテーマは「あごこり」。あごこり治療の指針2018を紹介。特殊な定規を使ってどのくらい口が開くかを調べる。口が縦に35mm以上開かなかったらあごこりの可能性がある。
全国1,000人を大調査!簡単“あごこり”チェック
全国1,000人の皆さんにご協力いただき、顎の開き具合をチェック。指を立てにして第2関節まで何本入るかをチェック。3本以上入ればあごこり検査合格。2本や1本しか指が入らない人もいた。巨大なハンバーガーを食べている皆さんを直撃。この女性は2本しか入らなかった。柏市立柏高等学校吹奏楽部でも一斉調査。3本以上指が入っている人が多かったが2本だった人もいた。スタジオでゲストがあごこり検査をした。スタジオ観覧の女性は「レンゲでチャーハンを食べたときに上の歯でチャーハンがこぼれて口が1センチくらいしか開かなくなっていたことに気付いた」と話した。山根千佳さんは「お寿司のイクラを食べようとしたらイクラが全部落ちて、病院で顎関節症と診断された」と話した。1,000人のあごこり調査では2本しか入らない人が145人いた。1本の人が20人。0本の人が17人だった。
こじらせると怖い!“あごこり”真の脅威
会社員の田附玲奈さんも2年ほど前から悩まされているという。違和感に気付いたきっかけが口を開けたときに鳴る大きな音。さらに悪化していき、開きづらくなったり硬いものを食べるとき痛みがあったという。なかでも特に困るようになったのが食事、かまなくても食べられて溶ける麦チョコをお昼ご飯に。今は治療のかいがあって症状は改善しているものの痛みがひどいときは麦チョコばかりの生活になることもあるという。田附さんは野菜も食べたほうがいいと思うけどそしゃくで痛い、旅行中も痛みに集中しちゃって十分楽しめないと話した。
筋肉体操の原点!俳優・武田真治も悩んだ“あごこり”
今や健康な肉体で大活躍の武田真治さんですが実は20年ほど前謎の食欲不振に苦しんだ。武田さんは「軽く拒食症みたいになっちゃった。体重も49キロくらいで今より10キロ近く細かった」と話した。食欲不振の原因こそあごの不調。口が開きにくくなったことで知らず知らずのうちに食べる意欲が失われていたのです。当時ドラマやバラエティーで大活躍だった武田さんは「体重は激減したがむしろそれが好都合だった。やせていることで仕事に悪影響はなくむしろいい影響だったので3~4年ほっといた」と話した。しかし病状を放置し続けた結果、武田さんの体や心までも蝕んでいった。武田さんは「頭痛はする、夜眠れない、朝起きられない。キリキリして神経質だった」などと話した。
こじらせると怖い!“あごこり”真の脅威
皆さんに分かりやすく「あごこり」とお伝えしたが実は顎関節症。あごこりをこじらせると顎関節症になる。
顎関節症は重症化すると治療するのも一苦労。ひどいときは歯を削って噛み合わせの位置を整えたり顎を切り開いて関節の中を手術したり大変な治療が必要となることもある。日本大学 小見山道教授は「患者の数は増えていて知らないうちにあごのこりがひどくなると重篤な症状になるため今なにも症状がない人も気をつけてあごのメンテナンスをしたほうがいい」と話した。
そこで作られたのが今回のこの治療指針。自宅でできる簡単な方法であごこりや重度の顎関節症をも劇的に改善できる可能性があることが分かってきた。頭蓋骨の模型を使ってスタジオ解説。頭の部分と顎の部分に2つに分かれている。下あごの部分はぶら下がっていて重さは1キロある。頭と下あごは筋肉でつながっている。2つの筋肉のおかげで顎を自在に動かすことができる。動きをなめらかにするために関節円板がクッションの役割。あごこりとは筋肉が血流が悪くなり硬くなってしまうこと。あごこりが進むと口が開かなくなり肩こりと似たような痛みも引き起こす。無理に動かすとクッション(関節円板)がズレてしまい痛みやカクンという音がする。
顎関節症が劇的改善!超簡単“あごこり”解消法
重度の顎関節症に悩まされていた藤川あゆみさんは去年、突然口が開かなくなった。指2本入れるのがやっとで頭痛などがあった。藤川さんは口を開けて動かすだけで劇的に改善した。今こうした動かす治療法が注目されている。こちらの病院でも患者の顎を動かして劇的に改善する人が増加している。田口望院長は「昔は手術とかも考慮しなくてはならない症例もあったんですけど今は運動療法で改善できると考えています」と話した。動かすことで筋肉の血行促進しこりがほぐす効果がある。さらにずれてしまった関節もスムーズに動くようになると考えられている。口を開けるときのポイントは上を向くことでこうすることでより大きく開くようになる。
顎関節症が劇的改善!カギは“口をあけるだけ”!?
筋肉のマッサージを紹介。あごの付け根の筋肉(咬筋)を8秒間マッサージ。ちょっと気持ちいいくらいの強さで。こめかみの筋肉(側頭筋)を8秒間マッサージ。筋肉をマッサージで整えたあとに上を向いて口を大きくあけるのを5秒間×3回。これを朝晩で1日2セットがおすすめ。
“あごこり”を予防せよ!ナイジェリアに隠された真実
30年前にナイジェリアの人々のあごを調べた研究。そこにはナイジェリアに顎関節症が極めて少ないとあった。当時のナイジェリアと日本の間には日頃のあごの使い方に大きな違いがあったという。新宿3丁目でナイジェリアンバーを営むラッキー・シーウエさんを直撃取材。30年前は学生だったラッキーさんは農家で食べ物は肉の骨とか羊肉とか牛肉とかヤギだと話した。ラッキーさん監修のもと30年前のナイジェリア生活を再現。あごの筋肉には筋電センサーを取り付けてモニタリング。食事のメニューは羊肉のシチュー、ヤム芋だんご。比較のため日本の食生活でもモニタリングしてみるとこんな感じに。ナイジェリアのほうがあごがこりやすいように見えるがあごこりの原因となる大きな違いが出たのはこのあとだった。それは仕事。ラッキーさん一家にならって農作業をすると鍬を振るたびあごの筋肉も元気よく活動している。一方パソコンを使った作業をしてみると変わった形の波形が現れた。これがあごこりの真犯人だった。
“あごこり”を予防せよ!原因は“あのクセ”
パソコンで仕事をするときにあごの筋肉は長い時間弱い力でずっと緊張している。かみ続けることがよくない。安静時、上下の歯の間は2~3mmあいていて下顎安静位という。デスクワークに代表される集中作業、ストレスなどがあごこりの大きな原因。あごこり予防のカギはパソコン・スマホをするときは歯をくっつけない。お手軽あご筋ほぐしで日頃からケアを。
◯◯◯◯でも大注目!あご最新研究
こちらのガムは千葉ロッテマリーンズ優勝の秘密兵器を仕込んでいるという。いま千葉ロッテマリーンズではチーム力強化のため選手たちのあごに注目している。選手たちのかむ力を測定しデータをもとに一人一人硬さや形を変えたガムを開発している。かむ力をトレーニングしている。東京歯科大学の武田教授によるとバッティングの瞬間にかんで体がぶれないように力が逃げないようにしている。筋力アップにつながる体のバランス能力の向上につながる。ガッテンが行った実験でもティッシュをかみ締めるだけで握力平均2.8キロもアップした。この力を使えばホームラン量産も夢じゃないかも。
あごこり劇的改善 みんなで“あご筋ほぐし”
あご筋ほぐしをおさらい。協力してくれるのは柏市立柏高等学校吹奏楽部の皆さん。あごの付け根の筋肉(咬筋)を8秒間マッサージ。こめかみの筋肉(側頭筋)を8秒間マッサージ。上を向いて口を大きくあける(5秒間×3回)。