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カフェイン取り過ぎに注意

日本中毒情報センターは、カフェインを含む食品や眠気防止薬の過剰摂取に関する相談件数が増えているとして、注意を呼び掛けた。

 カフェイン含有食品の相談は2010~17年の11年間で計274件。14年までは20件程度だったが16、17年は50件を超す。内訳はコーヒー、紅茶などが208件、海外のサプリメント31件、いわゆるエナジードリンク11件など。眠気防止薬の相談は計168件で、やはり16、17年が多い。

 同センターによると、眠気覚ましをうたった飲料やエナジードリンクなどにはカフェイン含有量が多いものがあり、短期間にたくさん摂取すると、吐き気や動悸(どうき)などの症状で治療が必要になる場合もあるという。