神奈川歯科医師会では4月から腹囲、体格指数に加え血糖・脂質・血圧の数値を基に判定する特定健診・保健指導制度が40~74歳を対象に始まります。その理由は、
①肥満と高血圧症・高脂血症と糖尿病が重なり合うと、脳卒中や心筋梗塞、脳血管性の認知症などになるリスクが高まります。
②医師などの医療専門職から、生活習慣の改善が指導
歯周病は、サイレント疾患といわれ、初期の自覚症状が少なく、痛くないまま進行し、重度に進行した時点で初めて気づくことが多い疾患です、全身への歯周病菌の細菌感染による悪影響によって糖尿病が重症化します。40歳を過ぎたら、特定健診と同時に、お口の健康診査を受けましょう。
神奈川新聞 2008.2.20