京都市中京区の府歯科医師会館で9日、「いい歯の日週間」記念行事があった。府歯科医師会の主催で、「いいは(118)」の語呂合わせで11月8日が「いい歯の日」に設定されていることから、2012年に府が11月8~14日を同週間に定めて始まった。
安岡良介会長が「食べることは生きる源。歯と口腔(こうくう)の健康を保つことで支援したい」とあいさつし、80歳で自分の歯を20本以上保っている府内の高齢者から選ばれた10人が「8020推進財団理事長賞表彰」を受けた。この後、歯や歯科医、健康に関する川柳コンテストの入選作品8句が発表され、大阪歯科大口腔外科学第一講座の井関富雄主任教授が「高齢者の口腔内の健康―気になる口腔がん」と題して府民公開講座として講演し、約100人が熱心に聴き入った。