むし歯や歯周病などで歯を失ったらそうするか?一般的には、インプラント、ブリッジ、入れ歯が知られている。もう一つは、親知らずなど抜いても差し支えない歯を必要な場所に移植する方法がある。「歯の自家移植」です。不要な歯を転用で一石二鳥です。
自分の歯をリサイクルできる喜びは大きい。インプラントなどの治療技術が進化しても、自分の歯にまさる物はない。歯を失った患者にとって、自家移植は、歯のありがたみをしみじみと実感できる治療法といえるかもしれない。
親知らずを使用する場合は、年齢制限があるにしても保険適応となる。成功率は、抜いたところの状態、抜いた歯の状態によるため一概には言えない。
先日当院でも移植した患者さんがいて現在骨につくのを待っている状態です。(やぶしたフラワー歯科医院談)
北國新聞 2007.12.25