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自粛緩和、道も独自基準 新規感染1日10人以下/感染経路不明、1日3人以下/入院患者250人以下

鈴木直道知事は13日の記者会見で、外出自粛や休業要請などを緩和、解除する事実上の独自基準として、(1)1日あたりの新規感染者数10人以下(2)1日あたりの感染経路不明の新規感染者数3人以下(3)入院者数250人以下―の3本柱の「目指す姿」を掲げた。北海道の広さを踏まえて管内別基準も示した。いずれも、国の緊急事態宣言解除の基準とは別に、道の対応の指標として打ち出した。

 全道の基準のうち、(1)(2)の新規感染者数については直近1週間の平均で判断。知事は(3)の入院者数について「5月末までに目指す姿」として紹介し、「感染の第3波、第4波に備えると、150人以下としたい」と説明した。入院者には、宿泊療養施設を利用する軽症者は含めない。

 5月6日~12日の道内実績については、感染経路不明の新規感染者数以外は基準未満だと指摘した。

 管内別の緩和基準には「1日あたりの新規感染者数は10人以下」「感染経路不明の新規感染者数は1日あたり3人以下」とし、全道の解除基準と同一の数値を示した。再要請の基準には「新規感染者2桁の日が連続」「このうち多数が感染経路不明」など3指標を定めた。