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食道がんのリスク因子となる歯周病菌を特定

歯周病原細菌の一つ「アグリゲイティバクター・アクチノミセテムコミタンス菌」が食道がんのリスクファクターとなる。東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科、臨床腫瘍学分野の三宅 智 教授と川崎万知子 大学院生、歯周病学分野の池田裕一 助教らの研究グループが江戸川病院、総合南東北病院オーラルペリオセンターとの共同研究で特定した。

 食道がんは、早期診断が困難で浸潤や転移の頻度が高く、生存率が低いと言われている。同研究成果は国際科学誌『Cancer』オンライン版(11月6日)で発表された。

(日本歯科新聞)