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令和2年度概算歯科医療費 3兆52億円(前年比 -0.8%)

令和2年度概算医療費で歯科は3兆52億円と、前年に比べ234億円、0.8%減少した。対前年度比が減少するのは平成21年度以来。診療種類別の前年度比は入院3.4%減、入院外4.4%減、調剤2.7%減と新型コロナウイルスの影響が浮き彫りとなる結果になった。

 日歯の堀 憲郎 会長は9日の臨時代議員会で、歯科のマイナスが他に比べて少ないのは、「歯科用金属材料の価格高騰」の影響が考えられ、日歯総研と社会保険所管で精査した結果、年間で2.3%程度の影響があることを説明。歯科への経済的ダメージが少ないという指摘は誤りとし、ダメージは他科と同程度になるものと強調した。


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