【AFP=時事】新型コロナウイルスワクチンの未接種をめぐり、オーストラリアからの退去を命じられた男子テニス世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は16日、同国裁判所で異議申し立ての訴えが認められなかったことを受け、メルボルンの空港から出国した。
ジョコビッチと同じアラブ首長国連邦(UAE)・ドバイ(Dubai)行きの飛行機に搭乗したAFPの記者が離陸を確認した。
ジョコビッチは17日開幕の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2022)出場を目指していたが、今大会で男子歴代最多となる四大大会(グランドスラム)通算21勝目を達成する夢は絶たれた。