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コーヒー由来成分で認知機能改善効果を研究

ダイドードリンコは筑波大学と共同で、コーヒー由来成分「トリゴネリン」の認知機能改善効果に関する研究を開始した。コーヒーにはカフェインやポリフェノールなどの成分が含まれていることが知られる。ダイドードリンコではこれらコーヒー由来の成分の中から認知機能の改善効果が期待されているトリゴネリンに着目。ヒト神経細胞やマウスを用い、トリゴネリンの作用機序の解明に取り組む。

 食品成分と記憶学習に関する分野で豊富な研究実績を持つ筑波大学生命環境系の礒田博子教授らとともに研究を進める。高齢化が進み、消費者の健康に対する意識が高まるなか、コーヒー飲料で高年齢層を対象に健康志向に沿った製品開発を検討する。

 今回の研究成果の先に「製品の持続的な付加価値向上や科学的根拠に基づく信頼性の高い製品づくりを見据え、事業拡大の基盤となる研究、開発を進めていく」(ダイドードリンコ)としている。