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100歳以上の人口 9万526人 52年連続で過去最多

全国の100歳以上の高齢者は、「老人の日」の15日時点で9万526人となった。初めて9万人を超え、52年連続で過去最多を更新した。全体の人数は前年に比べて4016人増えた。ただ直近では増加幅が鈍化。2020年は前年比12・9%増、21年が7・5%増だったが、今年は4・6%増だった。厚生労働省が16日発表した。

 女性は8万161人で、全体の約89%を占めた。都道府県別にみると、人口10万人あたりの人数では、島根が142・41人で10年連続で最も多かった。次いで高知が136・84人、鳥取が132・60人。最も少ないのは33年連続で埼玉の43・62人だった。

 国内の最高齢者は大阪府柏原市の巽(たつみ)フサさん(115)。男性では広島県神石高原町の中村茂さん(111)となっている。