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日歯連盟 高橋会長 日歯と連盟の連携強化に意欲

日本歯科医師連盟の高橋会長は日本歯科医師会会長予備選挙での当選に言及し、日歯と日歯連盟の関係について、歯車がかみ合っていない部分の解消のため、会長は別にするものの、連携の取れる体制にしたいとの考えを示した。「歯科界が疲弊しているのは間違いのない事実。豊かでない組織、業界には若い人は見向きもしない。経済的なものだけでなく、マインドも含めて歯科医療関係者が豊かで経済的にも不安のない診療ができる体制を整えるために頑張っていく」と意気込みを語った。

 そして、日歯と日歯連盟との関係について、「両組織は一生懸命目標に向かって頑張っていたが、歯車のかみ合いが悪いところがあった」との認識を示し、「これから解消していこうと思っている。頭は二つだが、しっかりと連携の取れる頭二つ体制を取ろうと思っている」と協力を求めた。

 残りの任期については、物価高騰への対応や、国民皆歯科健診の実現に向けての取り組みなどに注力していく構えを見せた。


【歯科通信】