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国民皆歯科健診で山田議員 PTの議論を報告

国民皆健診の法制化について、自民党のプロジェクトチーム(PT)事務局長を務める山田 宏 参議院議員は、21日に行われたPT役員会での議論について報告した。「『皆歯科健診』という言葉は入れないが、生涯を通じた定期的な歯科健診を行い、診療につなげていくこと、国民が検査結果を見て、診療の必要性がわかるように啓発をしていくこと、健康寿命の延伸につながるエビデンスを積み重ねていくことなどを書き込んでいくのが大事との認識である」と述べた。

 山田議員は、国民皆歯科健診に関する予算が確保できたことも踏まえて、「継続して進めていくための法的なバックアップを検討してきた」と現時点での役員会での考え方として、既存の歯科口腔保健推進法を改正する方向で準備を進めていると説明。

 28日のPT総会を経て、PT案をベースに野党との調整に入り、調整できれば自民党内の手続き後、議員立法で国会に提出したいとの考えを示した。
 
【歯科通信】