「高齢者の4割が、唾液の量が少なくなっていることに気づいていない」- 岐阜県歯科医師会と県医師会、県薬剤師会、徳島大学大学院 医歯薬学研究部、日本赤十字豊田看護大学の研究グループが明らかにしたもので、「潜在的な口腔乾燥症(Latent xerostomia)」と名付け、注意喚起を促していこうとしている。
この「潜在的な口腔乾燥症」と名付けたことにより、人々が唾液流量の低下を自覚するきっかけとなることに期待できるとし、口腔機能検査を積極的に取り入れる必要性について言及している。オンラインジャーナル「PLOS ONE」(3月3日)に掲載。
【歯科通信】