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親子の食器共有でのう蝕原因菌感染リスク、日本口腔衛生学会「気にしすぎることはない」。

親から子どもへのう蝕原因菌の感染を予防するために、スプーンやコップなどの食器の共有を避けるようにとの情報が広がっていることを受け、日本口腔衛生学会が「科学的根拠は必ずしも強いものではなく、気にしすぎる必要はない」との見解を示した。
 また、最近の研究で、離乳食開始時期以前である生後4ヶ月の段階で母親の口腔細菌が子どもに出播していることが確認されたことを挙げ、日々のスキンシップを通して子どもは親の唾液に接触しており、食器の共有をさけるだけでは口腔細菌の感染を防ぐことは難しいとコメントしている。