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歯科医師数がここ40年で初めて減少

2022年末時点の歯科医師数は10万5,267人 で、前回(2020年)調査よりも2,176人減少した。厚労省が3月19日に発表した「医師・歯科医師・ 薬剤師統計」の結果によるもので、少なくとも1982年以降で初めて歯科医師数が減少に転じた。

 歯科医師10万5,267人のうち、男性は7万7,854人(74.0%)、女性は2万7,413人(26.0%)。人口10万対は84.2人で前回より1人減った。

 施設別では、病院の従事者1万1,662人、診療所の従事者9万257人、介護老人保健施設の従事者34人、介護医療院の従事者3人など。

 平均年齢は53.0歳で、病院の従事者39.3歳、 診療所の従事者54.8歳となっている。 広告可能な専門性に関する資格では、「口腔外科専門医」が2,410人で最多。「歯周病専門医」 1,177人、「小児歯科専門医」1,127人、「歯科麻酔専門医」384人、「歯科放射線専門医」196人と続いている。
【歯科通信】