院内処方をしている歯科医療機関の7割、院外処方をしている約5割が先発医薬品と後発医薬品ともに入手や処方が困難な状況にある。日本歯科医師会の調査結果による情報提供があった。
調査は日歯会員を対象とした。回答医療機関の処方区分は、「院内処方のみ」68.1%、「院内・院外両方」25.5%、「院外のみ」7.8%。
院内処方の歯科医療機関では、「後発医薬品が入手困難」14.9%、「先発・後発とも入手困難」69.3%と計84.2%が困っていることがわかった。院外処方で入手困難なのは、「後発医薬品」12.2%、「先発・後発とも」52.6%の計64.8%.
入手困難になっている医薬品は、院内・院外処方とも「抗菌薬」が最多となっている。
【歯科通信】