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ALS:患者で歯科医「ALSな暮らし」 三保さん講演、交流会も 来月2日・佐世保 /長崎

徐々に筋肉が衰えていく進行性の難病「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」の患者で歯科医の三保浩一郎さんの講演会「ALS恐るるに足らず 歯科医の語るALSな暮らし」が3月2日午後1時、佐世保市常盤町の市まちなかコミュニティセンターである。事前申込制で誰でも参加できる。

 三保さんは広島市で歯科医院を開業していたが、ALSを発症し、2012年に閉院。16年から人工呼吸器を装着し、視線で文字を入力して音声に変換する機器を使い、全国各地で講演をしている。日本ALS協会の理事や広島県支部長を務めている。

 主催する同協会長崎県支部は、患者や理学療法士らの専門家、一般の人の参加を呼びかけている。講演後には交流会もある。申し込みは、長崎県支部事務局長の森本典子さん(090・9406・4546、morimoto@icv-net.ne.jp)。