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二日酔いしないためには吐いた方がよい?

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ついつい楽しくて飲みすぎてしまうことがあります。次の日の二日酔いを軽くするために、吐いたほうがよいと思っている人も少なからず。では、本当に吐いたほうがよいのでしょうか。

確かに、飲んだ分を吐くことで、結果的に楽になるのは事実のようです。ですが、それは自分で自分のカラダを痛みつけていることになるのです。

お酒をたくさん飲んで吐くことで起こるのは、食道や歯へのダメージ。胃の消化液は酸性。吐いてしまうとアルコールだけでなく、酸性の消化液も一緒に出てしまうのです。酸性に負けないバリアをもっているのは胃だけ。

酸性の消化液が、食道がただれさせたり、歯が溶かしたりするのです。食道炎が悪化すると食道がんになることも!

酩酊しているときに吐いてしまうとすると、吐物が肺に入ってしまうことがあります。肺炎ならまだましですが、亡くなるケースもあるのです!

吐くとその場は楽ですが、見えないところで、ものすごく体に負担をかけてるんです。一番よいのは当たり前だけど二日酔いにならないように飲むこと。なっても軽い二日酔い程度で済ませておきたいものです。そこで、お酒と一緒に飲むおつまみにこだわってみましょう!