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口腔ガン 検診受け早期発見を

「口の中にもガンはできる」というと驚かれる方もいるかと思います。口腔ガン(口の中のガン)の発症率は、ガン全体の3%にすぎませんが、専門医療機関に受診した時には、7割以上は進行ガンの状態で発見されています。原因としては、他のガンと同様に初期の自覚症状が少ない、ガンは口の中にできるという認識があまりない、ガンに対する恐怖心から受診する気持ちになれない、受診すべき科が分らないなどが考えられます。
 口腔ガンになると、会話や食事、嚥下機能が低下し、進行すれば顔の変化も伴い、治癒後も社会復帰が難しいこともあります。
                 神奈川新聞 2008.7.16