記事一覧

スポーツ医学 進歩急ピッチ 治療から運動機能向上へ

アスリートを医療の面から支えるスポーツ医学の歴史は、長い。現在スポーツの発展と共に競技によるケガの治療や予防だけでなく、全身の運動機能を最大限に発揮できるようなサポートを追求するようになってきた。
 国家的な取り組みとしては欧米諸国が先行してきたが、日本でも2001年スポーツ医学の中枢研究機関として国立スポーツ科学センターが発足。研究成果を選手や競技団体に提供し、競技レベルの向上を裏から支える役割を担っている。
 今回の北京オリンピックには、医師37人、トレーナー60人の医療スタッフを派遣している。
           日本経済新聞 2008.8.10