文部科学省が子どもの学校外での学習活動に関する実態調査の結果を発表し
ました。
それによりますと学習塾に通う公立小学生は前回調査(平成5年)から2.3ポ
イント増え過去最高の25.9%でした。
小学1年生の15.9%(同3.7ポイント増)小学2年生の19.3%(同5.2ポイント増)
と低年齢化の傾向。
逆に習い事は72.5%で同4.4ポイント減っています。中学生では、学習塾に通
うのは53.5%で同2.4ポイント減少しましたが、ピアノやスポーツなどの習い事
は31.2%で同2.9ポイント増となっています。
また、塾通いが過熱しているかについて、保護者全体の60.6%が「そう思う」
と回答し、「思わない」は6.6%にとどまっていました。
過熱の理由を聞いたところを(複数回答)「学校だけでの学習に対する不安」
(66.5%)、「学歴重視の社会風潮」(59.9%)などでした。
この調査は平成19年11月に全国の小1から中3の保護者約6万8,000人と小3
から中3の児童・生徒約5万3,000人を対象に実施したものです。