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家庭血圧の自己記録は低めに書かれる

高血圧診療において朝の血圧値の重要性を指摘するエビデンスは次々と示され
ているが、日常診療で応用するには家庭血圧の正確な記録があってこそ。しかし、
患者の自己記録に任せていると、実際の血圧値よりも低めに記録されていること
がしばしばありそうだ。こんな調査結果を、高知大学老年病・循環器・神経内科
学教室の西永正典氏らが10月11日、札幌で開催された第31回日本高血圧学会
(JSH2008)のポスターセッションで報告した。