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子どもの誤嚥事故

タバコを食べて救急病院へ! 男児・1才3ヵ月
 台所の食卓テーブルの上にふたを開けたままのタバコを置き忘れたところ、子どもはテーブルの近くに置いてある踏み台に乗って、タバコの箱を取り、タバコを食べていた。口に指を突っ込み吐かせたところ、小さじ一杯分位のタバコの葉が出てきた。急いで救急病院に行った。
 東京消防庁の「家庭内における不慮の救急事故」によると、平成13年中に救急搬送された2歳以下の乳幼児の異物誤飲の中でタバコが、一番多くなっています。タバコに含まれるニコチンは嘔吐、頭痛、けいれん、呼吸困難などの中毒症状を起こし、幼児の場合は紙巻きタバコ1/2~1本分が致死量とされています。タバコの誤飲の原因のトップは「子どもの手の届くところにあった」です。管理場所に十分注意することが大切です。