乳歯がむし歯によって早期喪失したり、むし歯を放置したことによって様々な影響があります。
①歯が崩壊している場合うまく食べ物をかむことができず、食が細かったり、丸呑みに近い状態になるため咀嚼に関連して顎の成長にも影響する。
②早期の抜歯したり、むし歯を放置すると後方の歯が前側に傾斜することによって歯の生える場所がなくなり、歯並びが悪くなる
③むし歯が存在するとむし歯菌がお口の中全体に存在するため生えたての永久歯がむし歯になりやすくなる
などあります。
幼稚園の頃は、保護者さんも一生懸命仕上げ磨きをしても、小学校に上がると仕上げ磨きを行う家庭が一挙に減少します。小学生の時期が一番生えかわりの多い磨きにくい環境になり、また低学年では自分だけでは十分に磨けません。そのため仕上げ磨きを行ってほしい時期です。
福島民友 2008.10.10
(院長談)当院では、小学校3年生いっぱいまでは、保護者の方に磨くように伝えています。小学4年生くらいから歯の生え変わりが著しくなりますが、それ以降はなかなか保護者にやらせてもらえなくなりようです。