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年賀状を書くときの豆知識

目上の方に「賀正」は避けたほうが良い!?
「賀正」「謹賀新年」「あけましておめでとうございます」などの新年を祝う語句を「賀詞」と言います。賀詞に使われる「賀正」は「正月を祝う」という意味を簡略化した表現なので、目上の方には避けたほうが良いでしょう。「迎春」「賀春」「頌春」なども同じです。


「新年、あけましておめでとうございます」はダメ!?
「新年」と「あけまして」は意味が重複してしまいます。「新年おめでとうございます」「あけましておめでとうございます」とする方が良いでしょう。ただし、この例では「謹賀新年」とも重複しているので、「あけましておめでとう」と書く必要もありません。


元旦とは?
「元旦」とは1月1日の朝を意味しています。したがって、この例の「平成一七年 一月 元旦」は重複しています。「平成一七年 元旦」とするのが良いでしょう。


忌み言葉とは?
「忌み言葉」とはおめでたい時に使わない方が良いとされる言葉です。例えば、「去年は大変お世話になりました」と書いてしまいがちですが、「去る」には「別れる」「離れる」の意味があるため、「去年」は忌み言葉になります。「昨年」や「旧年」と書き換えましょう。その他にも、「衰える」「失う」「滅びる」「倒れる」などがあります。