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一口30回かんで健康に

早食いは健康に良くないと聞く。早食いの人は、肥満になるリスクが約3倍だった。人は、食事をすると、血糖値が上昇し、満腹中枢が刺激されて食事をやめる。ところが、早食いの人は、満腹を感じる前に多く食べてしまうために、エネルギー摂取量が多くなる傾向にある。早食いと怒りや疲れなど精神的ストレスも関係している。慢性的にストレスを感じている人は高カロリーの食べ物を好む傾向にある。
 毎日の食事でどうやって早食いを防止すればよいか。
①一口で食べる量を少なくする
②30回噛む
③一口飲み込むごとに箸をおく
④歯ごたえのあるレンコンやゴボウなど、食物繊維の多い野菜や小魚を加えたり、白米に玄米を加えたりするのもお勧めだ。
 会話を楽しみながらゆっくり食事をすると、親近感も深まる。こどものころから身につけることが大切だそうだ。
                    毎日新聞2009.1.30