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摂食障害、コロナ禍で悪化 「生活変化や孤独感が影響」

新型コロナウイルスによる自粛生活で摂食障害の症状が悪化した――。日本摂食障害協会がインターネットで行ったアンケートに、当事者からそんな訴えが多く寄せられている。研究者は「コロナ禍での生活リズムの変化や孤独感の強まりなどが、食行動に影響しているおそれがある」と指摘している。

 同協会は4~5月と8~9月の2回、協会ホームページを通じてアンケートを実施した。1回目は278人、2回目は193人が回答。両方回答したのは102人だった。いずれも20~30代の女性の回答が最も多かった。食事を過度に制限してしまう「拒食」の当事者は1回目が17%、2回目は19%。食べた後に吐くケースなども含めた「過食」の当事者がそれぞれ8割超だった。

 1回目の調査で、1日の食事量は、拒食の人のうち3割超が「減った」と答えた。過食の人では「増えた」が7割超で、嘔吐(おうと)や下剤の使用量が増えたとした人も半数を超えた。また、全体の約6割が、自粛生活によって生活リズムが変化するなど「大きな影響を受けた」と回答した。

 新型コロナの影響の長期化を受け、2回目は4~5月の状態と6~8月の状態の変化を尋ねた。拒食型で食事量が「減った」、過食型で「増えた」と答えた人がいずれも4割超。一方、拒食で「増えた」とした人は1割未満、過食で「減った」とした人は2割未満だった。日々の生活については全体の4割超が不眠、5割超が憂鬱(ゆううつ)感について悪化したと答えた。

唾液PCR検査、感度は9割 北海道大が発表

 新型コロナウイルスのPCR検査について、北海道大学は29日、唾液(だえき)を使った検査の感度が約9割だと分かったと発表した。唾液による検査は従来の方法よりも簡単で、医療従事者への感染のリスクも少ない一方、正確さについては未知数だった。検査体制の拡大が期待できるという。

 北海道大学大学院医学研究院の豊嶋崇徳教授らの研究グループが、国内の空港での検疫と保健所での濃厚接触者へのPCR検査で、無症状の1924人に対し、従来の鼻の奥の粘膜を採取する方法と、唾液を使った方法の両方で調査した。従来の方法では46人、唾液では48人の陽性者が見つかった。これを「MCMC法」と呼ばれる特殊な統計手法で計算すると、唾液では約90%の感度で陽性者を発見でき、陰性なのに陽性と判断される「偽陽性」はほとんどいなかったという。

朝日新聞デジタルselect

虫歯治療後、麻酔中毒で2歳児死亡 元院長を在宅起訴

福岡県の歯科診療所(閉鎖)で2017年、虫歯治療のため麻酔を注射された(当時2)の容体が急変して死亡した事故で、福岡地検は28日、歯科診療所の元院長を業務上過失致死罪で在宅起訴し、発表した。

 起訴状によると、17年夕、麻酔薬を使った約1時間の治療後に叶容体が急変。顔色が悪いなどの異変を両親が訴えても、元院長は疲れて眠っているだけだと考え、救急車を呼ぶなど必要な救命措置をとらず、同3日に急性リドカイン(麻酔)中毒による低酸素脳症で死亡させたとされる。県警が19年元院長を同容疑で書類送検していた。

 両親は28日、弁護士を通じて「正式に起訴されるという知らせを受けたときには、思わず安堵(あんど)の涙が止まらなくなった。二度とこのような事件が起きないよう真相の解明を求めていく」とのコメントを出した。一方、診療所側の弁護士は、朝日新聞の取材に対し「起訴状が届いていないのでコメントできない」と話した。

 この事故をめぐっては、両親が歯科診療所側に対し、1億円余りの損害賠償を求めた訴訟が福岡地裁で続いている。

コロナ対策「みんなで安心マーク」

飲食店だけではなく、医療機関も新型コロナウイルス感染症対策を
きちんと行っていることを示すマークの配布を行っています。

▼みんなで安心マーク 日本医師会
 https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/j02e76s08xu4h679snD0H

▼みんなで安心マーク 日本歯科医師会
 https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/j02e86s08xu4h679snwVc

▼みんなで安心マーク 日本薬剤師会
 https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/j02e96s08xu4h679snyxz


介護系は各都道府県など自治体が配布しているものを使えますね。
目に見えるもので意識を高めたり、啓発したりすることも大切です。

7日 大人のダイエットの日

忙しい大人が無理なく食事を楽しみながら健康になるために、
食と健康を見直すきっかけの日です。
提唱している団体のサイトを見たら、とても面白かったです。
ズボラレシピとか、リセットごはんなど、コンテンツが充実していて
働く大人の味方という感じでした。
▼大人のダイエット研究所
 https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/j02eb6s08xu4h679snicZ

リモートワーキングロボット無償貸出

病気を抱えながら仕事をしている方の両立支援のために
自立走行するビデオ会議ロボット「リモートワーキングロボット」の
貸出を始めた企業があります。
ヤンセンファーマという、ジョンソン・エンド・ジョンソングループの
医薬品部門を担う企業です。
リモートワーキングロボットを使うことで、在宅勤務をしながら
オフィスを歩き回ったり、会議に出席したり、雑談したりなど、
遠隔でも同僚や上司と顔を見てコミュニケーションを取れる環境が
実現できるとのこと。
申し込み条件は「病気を抱える患者さんで会社の同意を得られる方、
そして在宅勤務での利用を約束できる方」です。
働く人の3人に1人が病気を抱えながら仕事をしているといわれている
そうですが、このようなシステムを使うことで、就業不可能とされていた
ような方も仕事が可能になるかもしれません。
多様性のある働き方を後押しする面白い取り組みです。

▼「リモートワーキングロボット」を無償貸出開始 
 新しい在宅勤務スタイルを通じた「病と仕事の両立」を支援
 (ヤンセンファーマ株式会社)
https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/j02e66s08xu4h679snDvA

同時受診患者の制限 歯科86% 医科23%

総合医療情報サイトが医科・歯科に実施した調査結果として院内の感染症対策で「全スタッフのマスク着用」や「消毒徹底・強化」は医科・歯科ともに9割以上が実施しているが、「同時受診患者の制限」では歯科が86.0%に対し、医科が23.1%。

 「予約制の導入」は歯科が74.0%、医科が34.6%など、違いが顕著な取り組みも見られた。「電話・オンライン診療の実施」は医科が65.4%、歯科が26.0%など、医科の方が多い取り組みも見られた。医科・歯科合わせた経営への影響については「患者が減った」と回答したうち、「2~3割減った」が48.1%で最も多く、「4~5割減った」が28.8%、「6~7割減った」が9.6%と続く。

(歯科通信)


日歯が国民に『日本に当てはまらない』

 日本歯科医師会は17日、WHOが3日に発出した「日常的で必須でない歯科治療は遅らせること」などとする暫定ガイダンスを受けて、日本の現状に当てはまらない点や、歯科治療を介しての感染拡大事例がない点などの見解を、国民に向けて公表した。


 日ごろからスタンダードプリコーションを徹底し、新たな感染予防対策も講じており、「歯科治療を介しての感染拡大事例」や「歯科医療機関での大きなクラスターの発生」は報告されていないと説明。

 さらに、必要な歯科治療や口腔衛生管理を控えることで、誤嚥性肺炎の発症や全身の健康へ悪影響を招くことの注意喚起もしてきたとしている。

(歯科通信)

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