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過ぎたるは及ばざるがごとし・・・

日本人が慢性的に栄養不足といわれる「亜鉛」。
牡蠣や牛肉・豚肉・ワカメなどに多く含まれます。

一日に必要な摂取量を食品だけで摂るのは、なかなか大変です。
そこで、手っ取り早く栄養補給ができるのがサプリメントです。

栄養素には水溶性と脂溶性や不溶性のものがあり、
水溶性は摂りすぎると体外に排出されるのに比べ、
脂溶性や不溶性はすべてが体内に吸収されるわけではなくても、
摂りすぎると体内に蓄積され、過剰摂取になる場合があります。

亜鉛を摂りすぎると、貧血になったり、
銅の吸収を阻害し、銅欠乏症を引き起こすことがあります。
逆に亜鉛が不足すると、免疫機能低下や皮膚障害、
脱毛、味覚障害などを引き起こすことがあります。
舌のお掃除をしても、味を感じにくいと感じたら、亜鉛不足かもしれません。

長期間の偏った食事や、適量以上のサプリメント摂取は、過剰摂取に繋がります。
栄養のバランスというと、栄養不足に意識が向きがちですが、
栄養の過剰摂取にも気をつけたいところです。
特に脂質は、あっという間に一日必要摂取量を越えてしまうので、ご注意を!

※サプリメント等については、あくまでも参考とお考えください。
 体調が悪い、気になることがあるといった場合は医師に相談するようにしましょう。

▼栄養成分百科 ミネラル 銅について(グリコ)
 https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/j0q9zfr06xio8fx6tcwmx

歯の神経、幹細胞で再生 エア・ウォーター実用化

 産業ガス大手のエア・ウォーターは1日までに、歯の神経を再生する治療法を実用化したと発表した。歯の内部に含まれる幹細胞を培養し、虫歯の治療で神経を取り除いた歯に移植する。約1カ月で神経が再生され、かむ感覚を取り戻せるという。実用化は世界初としている。

 親知らずなど不要な歯を抜き、内部の歯髄を採取。歯髄から幹細胞を培養する。半年から1年後には神経の周辺組織も再生する。費用は1本約55万円から77万円程度で保険は適用外。今秋には、親知らずなどを抜歯した際に幹細胞を冷凍保存する事業も始める。将来、神経を失った際の治療に備えることができる。

 エア・ウォーターは事業多角化の一環として、2018年に歯の再生医療分野を担う子会社アエラスバイオ(神戸市)を設立した。同社と連携する「RD歯科クリニック」(神戸市)の再生医療計画が厚生労働省に受理されたことから、6月下旬に治療を開始した。

栄養不足と口内炎

地味に痛い口内炎や口角炎(こうかくえん:くちびるの端が切れたようになる)。
お醤油や酢のものがしみて、食事が憂鬱になりますよね。
一般的によくできる口内炎はアフタ性口内炎といい、
疲れやストレスによる免疫力低下や睡眠不足、栄養不足などが原因と考えられます。

口腔内の細菌が多いと、重症化したり頻発したりすることがあるため、
しっかりと歯みがきをすることも大切ですが、
バランスのよい食生活を心がけることも、とても大切です。

では、何を食べれば良いのでしょうか?
口内炎は粘膜を整えたり、炎症を抑えるビタミンB2やB6、
そして炎症を抑えて免疫力を高めるビタミンCを積極的に摂ることが良いといわれます。

よく、口内炎には鯖がいい!と聞きますが、
〇ビタミンB2・・・鯖・うなぎ・レバー・乳製品・納豆など
〇ビタミンB6・・・マグロやカツオなど赤身の魚・レバー・キャベツなど
〇ビタミンC・・・いちご・ブロッコリー・パセリなど
に多く含まれます。
これらのビタミンは水溶性で、たくさん摂っても体外に排出されるため、
摂りすぎの心配はありません。

普段から粘膜を強くし、炎症を抑える効果のある栄養素として
食事に取り入れるようにすると、口内炎にもなりにくいかもしれませんね。

▼原因はビタミン不足?口内炎を予防して治す、ビタミン摂取のコツ(EPARK)
 https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/j0q9yfr06xio8fx6tcoRK

「開店休業状態」の病院も 経営に打撃、地域医療むしばむコロナ

 新型コロナウイルス感染症の影響で、院内感染を恐れた患者の受診控えが広がり、多くの医療機関が経営に打撃を受けている。「経営難で閉鎖に追い込まれれば、地域医療が崩壊してしまう」という懸念や「健康への影響が心配だ」との声が上がる。一方で「ウィズコロナ」の時代に合った医療の在り方を模索する動きも出ている。

 「外来も入院も、患者が約3割減っている。こんなことは初めて」。こう言って肩を落とすのは、福岡市内の急性期病院の院長。5月は数千万円の赤字になった。約300人いる職員には給料を払わないといけない。「ボーナスを例年通りの額で払うのは難しいかもしれない」と頭を抱える。

 福岡県保険医協会が県内858の病院や診療所から回答を得た調査で約9割が、2~4月の外来患者数が前年同期比で「減った」と答えた。うち3分の1で「3割以上」落ち込んだという。「開店休業状態」といった声も寄せられている。

 国の支援拡充を求める声もある。新型コロナの感染者を受け入れた福岡記念病院(福岡市早良区)では、多い時期には二十数人の感染者が入院した。一方で、他の患者は半減したという。患者数は徐々に増えつつあるが、先は見通せない。

 重症や中等症の患者を受け入れた場合は診療報酬が3倍になるが、軽症者を受け入れた際の支援はそれに比べ手薄だ。上野高史院長は次の流行を見据え、「軽症でも多くの人手が必要で、病院の負担は大きい。財政面で相応の手当てを考えてほしい」と要望する。

 経営に影響が出た医療機関などへの融資は、12日に成立した2020年度第2次補正予算で拡充された。ただ、「患者がいつ戻ってくるか分からず、借りても返す当てがない」との不安も聞かれる。

 このまま受診控えの傾向が続けば、健康への影響が懸念される。福岡県医師会の稲光毅理事は「重大な病気の発見が遅れたり、慢性疾患が悪化したりする恐れがある」と指摘する。子どもの予防接種を控える動きもあるという。

 医療問題に詳しいニッセイ基礎研究所の三原岳主任研究員は「感染への不安を軽減する仕組みが必要だ」と提起する。次の流行が予測できない中、三原主任研究員は「オンライン診療や予約制の導入はもちろん、少ない来院回数で治療が済むような工夫も求められる」と強調する。

 感染予防のための環境整備には、多くの医療機関が取り組んでいる。稲光理事が院長を務める「いなみつこどもクリニック」(福岡市西区)では待合室のおもちゃや絵本を撤去し、椅子の配置にもゆとりを持たせた。時間ごとに予約を取り、付き添いは基本的に1人。待合室が「3密」にならないよう工夫する。

 一方で福岡県内のある救急病院の院長は「コロナ禍でいい変化もあった」と明かす。緊急性の低い患者が救急外来を受診する「コンビニ受診」が激減した。手洗いやマスクの着用が徹底されたことで、他の感染症の受診も減っているそうだ。

 この救急病院も経営は厳しく、医療機器やベッドの買い替えを先延ばしして何とかやっている。院長は「これからはオンライン診療に力を入れて令和型の医療を確立し、地域に貢献したい」と力を込める。

高齢者の運動・脳活動を自己管理できるスマートフォンアプリ

外出自粛で高齢者の認知症・要介護リスクが高まっているとして
国立長寿医療研究センターが開発したアプリです。
散歩コースの自動作成、お出かけポイントの付与、活動量の見える化、
体操動画の配信などで、外出・運動を促すコンテンツと
認知症予防のゲーム、動画などのコンテンツの提供が受けられます。
社会とのつながりを維持できるように、
飲食宅配代行サービス「ウーバーイーツ」
ネット通販「アマゾン」などとの連携もあるそうです。
無料配信で、まずはアンドロイド版のリリースとなります。
6月12日配信予定となっていたのですが、まだのようです。
日にちを開けて「オンライン通いの場」というタイトルで
アプリストア検索をしてみてください。

)新型コロナウイルス感染症お役立ち情報

首相官邸がつくった「まとめサイト」です。
新しい生活様式に関することから、
給付金・助成金のことなど、職種別・目的別に
見ることができます。

▼ご利用くださいお役立ち情報(首相官邸)
 https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/j08cm4r06xz1rcf6omXpz

甘過ぎる飲み物が腎臓を害する可能性

甘味飲料の中には腎臓を障害するリスクを持つものがあることが報告された。果糖(フルクトース)コーンシロップで甘く加工したソフトドリンクを摂取すると、腎臓内部の血管抵抗が有意に上昇するという。米ニューヨーク州立大学バッファロー校のChristopher Chapman氏らの研究の結果であり、「American Journal of Physiology. Renal Physiology」4月6日オンライン版に掲載された。

 高果糖コーンシロップ(high-fructose corn syrup;HFCS)は、「果糖ブドウ糖液糖」などと表示される食品添加物で、ソフトドリンクを甘く加工する際などに用いられている。Chapman氏らは、このHFCSが添加されたソフトドリンクの腎臓に及ぼす影響を調べるため、二つの研究を行った。

 まず一つ目の研究は、13人の健康な成人(平均年齢22±2歳、10人が男性)に、500mLのHFCS添加ソフトドリンク、または同量の水を摂取してもらい、超音波ドプラ法で腎臓の血管の血流や血管抵抗の変化を検討した。

 その結果、HFCS添加ソフトドリンクを摂取した30分後には腎臓の平均動脈圧が有意に上昇し(3±5mmHg、P=0.03)、分節動脈の血管抵抗の有意な上昇も認められた(0.5±0.6mmHg/cm/秒、P=0.01)。一方、水を摂取した場合には、摂取前後で腎臓の平均動脈圧に有意な変化は認められなかった。

 交感神経を刺激する寒冷昇圧試験でも、水摂取時に比較してHFCS添加ソフトドリンク摂取時は、分節動脈の血管抵抗がより高まることが明らかになった。これらの結果から、HFCSは腎臓の血管を収縮させる作用を持つ可能性が考えられた。

 続いて行った二つ目の研究は、12人の健康な成人(平均年齢24±4歳、10人が男性。3人は最初の研究と重複)を対象とした。HFCS添加ソフトドリンクと、HFCS以外(人工甘味料またはスクロース)を添加して甘くしたソフトドリンク、および水をそれぞれ摂取してもらい、腎臓の血流や血管抵抗の変化を検討した。

 その結果、HFCS添加ソフトドリンク摂取後の腎動脈の血流速度は、スクロース添加飲料や水の摂取後に比較して有意に低下し、腎動脈の血管抵抗は、水摂取後に比較して有意に上昇した。また、HFCS添加ソフトドリンク摂取後の分節動脈の血流速度は、人工甘味料添加飲料の摂取後に比較して有意に低下し、分節動脈の血管抵抗は、人工甘味料添加飲料や水の摂取後と比較して有意に上昇した。

 以上一連の結果を著者らは、「HFCSで甘く味付けした飲み物を飲むと、安静時および交感神経が活性化した状態において、腎臓の血管が収縮して抵抗が上昇することを示している」とまとめている。

 米国腎臓財団によると、同国の慢性腎臓病の患者数は約3700万人に上り、死因として乳がんや前立腺がんよりも多いとされていて、公衆衛生的アプローチが重要と考えられている。

新型コロナ 唾液でPCR整備へ 診療所などへ容器配布 国方針受け県 /愛知

愛知県は8日、新型コロナウイルスのPCR検査について、唾液を検体とする検査体制を整備すると発表した。国の方針に伴う対応で、地域の診療所などの医師が検査が必要と判断した軽症者のうち、症状が出てから9日以内の人が対象となる。

 検査を受ける人は、受診した診療所などで唾液採取用の容器を受け取り、自宅で唾液を取って入れ、本人か家族が指定された日時に保健所に持ち込む。

 綿棒で鼻の奥から粘液を取る従来の検査方法は、せきやくしゃみが出やすいため、採取する医師などの感染リスクが懸念された。唾液ならより簡単に検体を採取できる。発症から9日以内であれば、粘液と唾液で検査結果に大きな差がないとの研究結果が得られたことを受け、国が2日、唾液によるPCR検査の実施を認めていた。

 県は今後、診療所などへの容器の配布を進め、唾液による検査の数を増やしていきたいとしている。県担当者は「唾液は持ち込む直前に採取してほしい」と呼びかけている。

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