心房細動に対するカテーテル治療を受ける患者のうち、重度の歯周炎がある人は、歯周炎治療によって心房細動再発を抑制できる可能性があると示唆された。広島大学の医科歯科連携チームが解明した。
心房細動は最も頻度の高い不整脈で、心不全や脳梗塞、認知症の原因となり、健康寿命を大きく損なう可能性がある。国内における心房細動の患者数は100万人以上にも上り、加齢や遺伝的な要因も関与するため、肥満や糖尿病、飲酒などの修正可能な危険因子を同定し、多職種で連携することが重要とされている。
【歯科通信】
心房細動に対するカテーテル治療を受ける患者のうち、重度の歯周炎がある人は、歯周炎治療によって心房細動再発を抑制できる可能性があると示唆された。広島大学の医科歯科連携チームが解明した。
心房細動は最も頻度の高い不整脈で、心不全や脳梗塞、認知症の原因となり、健康寿命を大きく損なう可能性がある。国内における心房細動の患者数は100万人以上にも上り、加齢や遺伝的な要因も関与するため、肥満や糖尿病、飲酒などの修正可能な危険因子を同定し、多職種で連携することが重要とされている。
【歯科通信】
国民歯科問題議員連盟(関口昌一 会長)の総会が18日参議院議員会館で開かれた。日本歯科医師会らが令和7年度の制度・予算について要望したほか、日歯の高橋英登 会長による講演で、歯科界の現状や課題点などを伝えた。
厚生労働省が令和6年度歯科関係予算を報告。「歯科医療提供体制の構築を一層推進するとともに、日歯からの要望や高橋会長の講演を踏まえ、改良を図っていく」とした。
また、健康増進事業(健康局所管歯科保健関連事業)の歯周疾患健診における対象年齢の拡大が、今年度から実施されたと補足。「20・30歳を新たに加えるための予算措置をしている」と述べた。
日歯の瀬古口精良 専務理事は、「令和7年度の制度・予算要望書」の内容として1.国民皆歯科健診の実行化に向けた展開 2.歯科衛生士及び歯科技工士の人材確保及び養成の支援 3.国の進めている医療DXをはじめとする医療分野のICT化に対する医療機関への全額補助 4.病院における歯科の機能の充実を含めた歯科インフラの整備 5.医療安全対策への対応・院内感染対策等の充実強化 6.大規模災害などに備え、巡回診療車やポータブル医療機器などの整備についての支援の説明があった。
【歯科通信】
国民歯科問題議員連盟(関口昌一 会長)の総会が18日参議院議員会館で開かれた。日本歯科医師会らが令和7年度の制度・予算について要望したほか、日歯の高橋英登 会長による講演で、歯科界の現状や課題点などを伝えた。
厚生労働省が令和6年度歯科関係予算を報告。「歯科医療提供体制の構築を一層推進するとともに、日歯からの要望や高橋会長の講演を踏まえ、改良を図っていく」とした。
また、健康増進事業(健康局所管歯科保健関連事業)の歯周疾患健診における対象年齢の拡大が、今年度から実施されたと補足。「20・30歳を新たに加えるための予算措置をしている」と述べた。
日歯の瀬古口精良 専務理事は、「令和7年度の制度・予算要望書」の内容として1.国民皆歯科健診の実行化に向けた展開 2.歯科衛生士及び歯科技工士の人材確保及び養成の支援 3.国の進めている医療DXをはじめとする医療分野のICT化に対する医療機関への全額補助 4.病院における歯科の機能の充実を含めた歯科インフラの整備 5.医療安全対策への対応・院内感染対策等の充実強化 6.大規模災害などに備え、巡回診療車やポータブル医療機器などの整備についての支援の説明があった。
【歯科通信】
2022年末時点の歯科医師数は10万5,267人 で、前回(2020年)調査よりも2,176人減少した。厚労省が3月19日に発表した「医師・歯科医師・ 薬剤師統計」の結果によるもので、少なくとも1982年以降で初めて歯科医師数が減少に転じた。
歯科医師10万5,267人のうち、男性は7万7,854人(74.0%)、女性は2万7,413人(26.0%)。人口10万対は84.2人で前回より1人減った。
施設別では、病院の従事者1万1,662人、診療所の従事者9万257人、介護老人保健施設の従事者34人、介護医療院の従事者3人など。
平均年齢は53.0歳で、病院の従事者39.3歳、 診療所の従事者54.8歳となっている。 広告可能な専門性に関する資格では、「口腔外科専門医」が2,410人で最多。「歯周病専門医」 1,177人、「小児歯科専門医」1,127人、「歯科麻酔専門医」384人、「歯科放射線専門医」196人と続いている。
【歯科通信】
〈長崎国際大(佐世保市)の学長に今春、中村誠司氏(66)が就任した。地域の大学としての魅力づくりを聞いた〉
-これまでの経歴を。
歯科医師。九州大で口腔(こうくう)外科を専門とし、口腔がんや唾液(だえき)腺疾患の治療などに取り組んだ。研究、診療は後輩に任せ、教育にチャレンジしたいと思った。若い人にモチベーションを与え、育てる仕事。今までのノウハウを生かしていきたい。
-大学の印象は。
活気がある。学生のあいさつがいい。ホスピタリティー(おもてなし)の精神を大切にしている。「いつも、人から。そして、心から。」という開学からのテーマが浸透している。
-学生に期待することは。
大学生活を楽しんでほしい。エンジョイするということ。遊び半分の気持ちではなく、一生懸命やって達成感、充実感を得る行動を意味する。そしてチャレンジ精神、探求心をキーワードに、高い志を持って未来の礎を築いてもらいたい。自ら考え、決断し、行動する。そして責任を持つ。自立に加え、自らを律する「自律」を培ってほしい。
-人間社会、健康管理、薬学部の3学部と大学院がある。特色は。
本学には人間社会学部に国際観光学科があり、近くにはハウステンボスがある。国際的な視点で観光、地域の活性化に貢献できる人材を育成したい。そして医療分野における人材育成がポイントとなる。医師、看護師、介護福祉士...。高齢化が進む中、多職種の連携が必要。いろんな人がチームを組んで対応することが求められている。
-地域における大学の役割は。
少子高齢化が進む中、地域のニーズに応える人材の育成が重要。地域に暮らす高校生らが何を目指すか。地域の企業がどんな人材を求めているかを認識することが大事。たとえ卒業後、県外に就職しても、佐世保の魅力を発信する社会人になってほしい。
その人は、杉野凛太郎 先生、松本歯科大学 第47期卒業。
第117回歯科医師国家試験に合格し、松本歯科大学で研修医としての生活をスタート。
https://drive.google.com/file/d/1IDHCDU5-Pen78t21tW4Re0b-JMzQAcvJ/view?usp=sharing
「国民皆歯科健診に向けた取り組みの推進」が政府の骨太の方針に連続して盛り込まれていることや、2022年5月実施の歯科用貴金属価格の緊急改定、令和6年度診療報酬改定における改定率(歯科+0.57%)などは、連盟活動が大きな影響を及ぼしています。
日本歯科医師連盟役員・顧問による「政治活動の重要性」の普及・啓発、デンタルファミリーの紐帯強化を通し、歯科界の発展につなげていくことを目指し、各地でデンタルミーティングを開催しています。
会員・デンタルファミリーなど、多数の方のご出席をお願いいたします。
「シティデンタルミーティングin函館」
日 時:令和6年5月24日(金)18:30 ~
場 所:ホテル函館ロイヤルシーサイド
(函館市大森町16‐9)
日本歯科医師連盟では、『「主張」を「実現」させる組織になる』『確実に票読みができる体制を整え、各種選挙に確実に当選させ得る強い・勝つ組織になる』ことを目的として、政府与党幹部の先生方にお越しいただき、北海道にて標記セミナーを開催することとなりました。
この貴重な機会に、多くの先生方のご出席をお願いいたします。
■日時:令和6年7月13日(土)13:00~17:00(予定)
■場所:京王プラザホテル札幌2階「エミネンスホール」
(札幌市中央区北5条西7丁目2-1)
■講師・来賓(予定)
衆議院議員 麻生太郎 氏・参議院議員 上月良祐 氏・参議院議員 船橋利実 氏
参議院議員 比嘉奈津美 氏(日歯連盟顧問)
■出席ご希望の方は、令和6年6月10日(月)までに所属の郡市区歯科医師連盟事務局宛にお申し込みください。