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旭医大、国際医師を育成 定員5人、来年度新設

旭川医大は19日、国際的に活躍できる医師の育成を目指し、2018年度から「国際医療人育成枠」(定員5人)を新設すると発表した。米国への留学やその渡航費の一部補助などの特典を設け、全国から学生を募る。文部科学省は「国立大では全国的に珍しい取り組み」(高等教育局)と話している。

 学生に国際的な経験を積ませ、レベルの高い予防医療の知識などを吸収することで、地域生活の向上につなげるのが目的。国際学会で報告できる英語力も身に付けてもらう。

 医学部医学科の定員107人(文科省に申請中)のうち、書類や面接で選考する「アドミッション・オフィス(AO)入試」(定員42人)の中に新設する。

 学生が語学力とともに、臨床医として診療できる能力を習得するため、米国ハーバード大やシンガポールの医療施設へ1~2カ月間単位の留学を繰り返すことと、年1回の民間の英語試験を義務付ける。留学や受験費用として6年間で50万円を補助する。

千葉県、口腔保健支援センター開設 市町村に歯科医師助言

千葉県は13日、歯科医師ら専門職を置き、市町村や社会福祉法人の担当者に助言や研修を行う「県口腔(こうくう)保健支援センター」を開設した。利用者のニーズに応じて業務領域を拡大することを検討している。

 県健康づくり支援課によると、本年度中に策定する県の「県歯・口腔保健計画」の策定に専門家として関与するほか、県民向けには歯科検診の勧奨など虫歯や歯周病予防の啓発を行う。

 法律に基づく設置で、既に27道府県で設置されているという。

ケアカフェ開催

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本日開催されます。

こども歯みがき教室

内容 講話、個別歯磨き指導
 日時 7月31日(月) 午前10時から
 場所 健康相談室(第二庁舎3階)
 対象 3歳以下の乳幼児と保護者
 定員 6組
 申込 健康推進課 ℡25-6315

同意なしに30人の乳歯抜歯…健診で学校歯科医

兵庫県某市教育委員会は13日、同市立小(849人)で6月にあった定期歯科健診で、学校歯科医を務める40歳代の男性歯科医が、保護者の同意なしに児童30人の乳歯を抜いていたと発表した。

 歯科医は「グラグラしていたので、永久歯への生え替わりがスムーズに進むように行った」と説明。ただ、健診では、歯を抜く医療行為は想定しておらず、市教委は「違法ではないが、不適切だった」としている。

 発表では、健診は全児童を対象に6月14、15日、保健室で行われ、歯科医は2~6年の30人を抜歯。同15日に保護者の1人から同小に連絡があり、発覚した。

 歯科医は10年前から同小の学校歯科医を務め、「軽率だった」として6月16日付で学校歯科医を辞職。これまでは同様の行為はしていないと説明したという。

SASの口腔内装置指針で草案公開

日本睡眠歯科学会はこのほど、「閉塞性睡眠時無呼吸症に対する口腔内装置に関する診療ガイドライン」の2017年改訂版(案)を学会ホームページで公開した。口腔内装置の使用や下顎を前方移動させる口腔内装置(OA)の使用いずれについても、弱く推奨する。2013年に刊行された同ガイドラインでは、クリニカルクエスチョン(CQ)として、睡眠時無呼吸症候群(SAS)に対するOA治療の有用性を問う1問のみを設定し、グレード1B(強い推奨)としていた。2017年の改訂版案では、下顎を前に移動させるOAに関するCQを追加。OAで使用される装置の形態は多様だが、日本では下顎を前方に移動させる一体型の装置が普及しており、学会として標準的な装置作製法を示す必要があるなかで、まずは前方移動型の装置を検証することになったという。

歯ぎしり

寝ている時の歯ぎしり、気になりますよね。
自分がしていなくても、同室の人がしていると耳について
なかなか寝付けなかったり、自分もしているのではないかと心配になります。

◎歯ぎしりの原因は?
ストレス:
歯ぎしりをすると「大脳にストレスが溜まっている」と
伝わりにくくなり、ストレス解消になるため歯ぎしりをします。

噛み合わせ:
「噛み合わせが悪いと歯ぎしりをする」や「噛み合わせは
絶えず変わるので歯ぎしりによって調整している」など
いわれますが、噛み合わせが歯ぎしりの原因だという
科学的根拠はないという説もあります。

筋肉の緊張:
日中噛みしめていることにより咀嚼筋は強張っています。
それをほぐすために歯ぎしりを行っています。


◎歯ぎしりの種類は?
クレンチング:
上下の歯を強く噛みしめるタイプ。
本人も周りも気づかない場合が多いのですが、
起きた時、顎が痛いなどの症状が表れます。

グライディング:
上下の歯を横にこすり合わせるタイプ。
ギリギリと音が出るので気づくことが多いです。

タッピング:
上下の歯を小刻みにぶつけ合うタイプ。
カチカチと音がします。

TCH:
噛み締め。起きている時に起こるタイプ。
通常上下の歯は2~3mmの隙間がありますが、
集中している時、ストレスがある時に上下の歯を噛んでいる状態です。


◎歯ぎしりの治療は?
スプリント:
自分の歯にあったマウスピースを作り、睡眠時に装着します。

薬物療法:
筋肉の緊張を和らげる薬や精神面に効果のある薬を服用します。

枕の高さ:
枕が高いと上下の歯が咬んでしまうので適切な高さにします。

「疲れ」は肉体的精神的ストレスに繋がり、
ストレス発散のための「アルコール(飲酒)」が
浅い睡眠の原因となり、ストレスを引き起こし
歯ぎしりの原因になってしまいます。

硬いものやガムなどを噛むと歯ぎしりによるストレス発散効果と
同様の効果が期待できるため、歯ぎしりの予防に繋がります。

日頃からストレスを溜めない、ストレスを強く感じないことを心がけ、
食事の栄養バランスに気を付けて規則正しい生活を送るようにすることが
歯ぎしりの予防にとって大切なことになります。

平成29年度版 高齢社会白書 

先月、内閣府は「平成29年版 高齢社会白書」を公表しました。

 まず、「高齢化の状況」では、下記の事が記されています。
・2016年の65歳以上の高齢者人口は3,459万人となり、総人口に占める割合(高
齢化率)は27.3%となった。
・2015年現在の高齢化率は、最も高い秋田県で33.8%、最も低い沖縄県で19.6
%。今後、高齢化率はすべての都道府県で上昇し、2040年には最も高い秋田県
では43.8%となり、最も低い沖縄県でも30.3%に達すると見込まれている。

 「高齢化の国際的動向」では、下記の事が記されています。
・世界の総人口に占める高齢化率は、2015年には8.3%に上昇しているが、さら
に2060年には18.1%にまで上昇するものと見込まれており、今後半世紀で高齢
化が急速に進展することになる。
・地域別に今後の推計を見ると、これまで高齢化が進行してきた先進地域(2015
年:17.6%→2060年:27.4%)はもとより、開発途上地域においても高齢化が
急速に進展する(2015年:6.4%→2060年:16.8%)と見込まれている。

 また、「我が国の高齢者の健康・福祉」では、下記の事が記されています。
・65歳以上の認知症高齢者数と有病率の将来推計についてみると、2012年は認
知症高齢者数462万人と、65歳以上の高齢者の約7人に1人(有病率15.0%)で
あったが、2025年には、約5人に1人になるとの推計もある。
・日常生活に制限のない期間(健康寿命)は、2013年時点で男性が71.19年、女
性が74.21年となっており、それぞれ2001年と比べて延びている。しかし2001年
から2013年までの健康寿命の延び(男性1.79年、女性1.56年)は、同期間に
おける平均寿命の延び(男性2.14年、女性1.68年)と比べて小さい。
・「治る見込みがない病気になった場合、最期はどこで迎えたいか」について
みると、「自宅」が54.6%で最も多く、次いで「病院などの医療施設」が27.7
%となっている

 そして、「平成29年度の高齢社会対策」では下記のようにまとめられています。
・高齢社会対策を、就業・年金等分野、健康・介護・医療等分野、社会参加・
学習等分野、生活環境等分野、高齢社会に対応した市場の活性化と調査研究の
推進、全世代が参画する超高齢社会に対応した基盤構築の各分野にわたり着実
に実施する。
・我が国の構造的な問題である少子高齢化に真正面から挑み、「希望を生み出
す強い経済」、「夢をつむぐ子育て支援」、「安心につながる社会保障」の「新・
三本の矢」の取組を通じて「一億総活躍社会」の実現を目指す。
・働き方改革の実現に向けて平成29年3月28日に策定された「働き方改革実行計
画」では「高齢者の就業促進」がテーマの一つとされ、65歳以降の継続雇用延
長や65歳までの定年延長を行う等の企業への支援を充実させる。

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