記事一覧

在宅

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本日会があります。是非参加ください。

旭川糖尿病フォーラム

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上記フォーラムを2月28日に開催されます。興味のある方は、ご参加ください。詳細は、添付ファイルをご覧ください。

子どもの歯ブラシ事故防げ 喉突き多発、基準策定提言

子どもが歯ブラシをくわえたまま転んで喉を突く事故が後を絶たないとして、東京都の有識者会議は14日、子ども用の歯ブラシを喉に届きにくい構造にする安全基準を定め、対策を強化するよう業界と国に提言する報告書を取りまとめた。

 都は、東京消防庁や全国の30医療機関から国民生活センターなどに寄せられた事故情報を分析。その結果、5歳以下が歯ブラシで負傷した事故は昨年2月までの約5年間に330件以上あった。1~3歳が大半を占め、歯ブラシが取れなくなって救急搬送されたケースもあった。

 報告書は、事故防止に関する安全基準がないと指摘。奥まで入らない構造や、入っても衝撃を吸収する素材にすること、注意事項の明記などを盛り込んだ基準策定を業界や国に求めた。危険性を周知するため、包装や広告などで目立つように具体的な注意事項を表示することも要請した。

 一方、奥まで届かないブラシでは高い清掃効果を得るのは難しいとして「保護者が別の歯ブラシで仕上げ磨きを行うことが必要だ」としている。

 保護者の安全意識を高めるには(1)3歳までは安全性の高い歯ブラシを選び、保護者が必ず見守る(2)口に入れたまま遊ばない、歩かないよう子に教える―との注意点をインターネットや会員制交流サイトなどで繰り返し啓発するよう促した。

平成28年度旭川市医療・介護連携推進研修会

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上記研修会が、3月11日に開催されます。詳細については、添付ファイルをごらんください。

お口きれいで認知症減? 虫歯菌が関与

虫歯の原因となる「ミュータンス菌」が認知機能の低下を引き起こす可能性があることが分かったと、京都府立医大の渡辺功(わたなべ・いさお)助教(口腔(こうくう)衛生学)らのチームが9日、発表した。「口の中をきれいにすることで認知症が減るかもしれない」としている。

 チームはこれまで、止血作用を阻害する特殊なミュータンス菌が、脳出血の発症に関与することを突き止めていた。

 今回、約280人(50代~80代)の脳を磁気共鳴画像装置(MRI)で調べたところ、この菌を保有する約70人は、深部で微小な出血が起こっている割合が高かった。

 深部の出血は認知機能障害に関わるとの研究報告があることから、1分間に平仮名の「か」で始まる単語をいくつ挙げられるかなどの言語テストを実施。その結果、保菌者の解答率は、菌を持っていない人よりも低かった。

 渡辺助教は「菌の検出キットができれば、認知機能低下のリスクに簡単に気付けるようになる」と話している。成果は英科学誌電子版に掲載された。

高所得高齢者、介護保険負担を2割→3割に引き上げ…閣議決定

政府は7日、「地域包括ケアシステム強化法案」を閣議決定した。一定の所得以上の高齢者が介護サービス利用時に払う自己負担割合を、2018年8月から3割に引き上げる介護保険法の改正案や、障害者総合支援法の改正案、社会福祉法の改正案などが含まれる。

厚生労働省によると、介護サービスの自己負担が3割に引き上げられるのは、現在、2割負担している人のうち、単身者の場合で年収340万円(年金収入のみの場合は344万円)以上、夫婦世帯では年収463万円以上。対象は利用者の約3%(約12万人)という。塩崎厚労相は7日の閣議後記者会見で、「3割負担の対象は特に所得の高い人だ。制度改正では、低所得者の負担を据え置くなど様々な配慮をした」として理解を求めた。
 高齢者の介護の必要度を示す「要介護度」を維持・改善した市町村を財政的に支援する仕組みも、18年度から導入する。要介護度を低く保つことでサービス給付を抑え、40歳以上の人が負担している介護保険料の上昇を抑えるのが狙い。17年度中に具体的な評価指標を決める。リハビリ職と連携した介護予防の取り組み状況や、個々の利用者の介護計画が適正かどうかを専門職が検討する会議の開催状況などを評価対象とする見込みだ。

 また、一定条件を満たせば、現在は別々に運営している介護と障害者福祉の各事業所を一体化できるようにする。17年度に指定基準を検討する。

子どものフッ化物塗布

普段は高齢者様や施設関係者様相手の仕事が主ですが、
先日クリニックオープン内覧会のお手伝いをした際、
ご家族連れの来場者の方が多く乳歯についてもたくさん質問を受けました。
一般的に一番先に生える乳歯は下の前歯です。
生え始めの歯はとても柔らかで、唾液中のカルシウムが
表面に付着することにより硬くなります。
フッ素塗布については
「子どもの歯も大人の歯も生え始めはとてもむし歯になりやすいので
生えてきたらフッ素塗布をする事をお勧めします。
2、3ヶ月に1回といった感じで定期的に塗布するのが効果的です」
と回答させていただいています。
最近はフッ素濃度について心配される方も多いですが、
フッ素塗布のフッ化ナトリウムは薄めて使うため、
人体へのリスクは非常に低いものです。
むしろ、むし歯になることの方が後々の影響が大きいと言えます。

歯周病と記憶力

噛むと脳が刺激されて頭が良くなるといったことは以前よりよく聞きます。
咀嚼により脳への血流量が増え、広範囲の部位で活性化が起こるからです。

では、実際の歯の本数と記憶力が関係しているのはご存知でしょうか。
天然歯と人工歯(インプラントや義歯)の大きな違いの1つは
根があるかどうかです。
歯槽骨と歯牙の根の部分のセメント質の間には歯根膜があります。
根(歯根膜)がなくなると歯根膜にあるセンサーが機能しなくなり、
感覚低下を引き起こし、脳への刺激信号や感覚情報量の減少に繋がります。

天然歯が少なく欠損歯が多いと義歯等を使用していても
食事に偏りが見られる傾向があり、ビタミンやたんぱく質の摂取量が減少して
脳の活動に影響を与えることも考えられます。

また歯牙の欠損は記憶力だけではなく運動能力も失うといった報告もあります。
特に全歯欠損は心身機能の低下を招くことが示唆されており、
咀嚼力の低下は栄養状態の低下、口腔内の炎症反応等の原因になります。
60歳から75歳までの方々の全歯欠損は10年後の精神的・肉体的な衰えの
リスクファクターになるそうです。

シュガーフリーガムを10分程度咀嚼することにより1億ほどの口内細菌が
ガムに取り込まれ除去できるという効果も期待されているようです。

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