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歯科開業医と専門医連携 長崎大病院と市歯科医師会協定

長崎大学病院と長崎市歯科医師会は、患者の情報を共有して治療からその後の管理まで連携して取り組む協定を結び、来年1月から「長崎病診連携歯科主治医制度」を導入する。専門医へのスムーズな紹介や治療後のケアの充実を図るのが目的で、地域の大学病院と歯科医師会が医療連携で協定を結ぶのは全国でも珍しいという。

 同大によると、従来、市内の開業医が治療が難しい症例の患者に大学病院を紹介する場合、個別に大学病院の専門医への紹介状を書いていた。新制度では、大学病院側に窓口となる「病診連携歯科主治医センター(仮称)」を設置し、治療する専門医の調整役を担う。これにより、開業医が専門医と面識がなくても円滑に紹介できるようになる。

 また、これまでは大学病院での治療後、診療情報を患者のかかりつけの開業医に戻す仕組みがなかった。新設されるセンターでは、患者の状態などの情報を開業医に伝えて共有。症例によっては、大学病院の専門医も患者宅への訪問医療に加わる。

 市歯科医師会の会員319人のうち、新制度に登録した会員は89人。今後も定期的に講習会を開いて登録数を増やしていくという。

 18日には、同大病院で新制度の締結式が行われ、増崎英明病院長と、市歯科医師会の栗原崇太郎会長が協定書に署名。増崎病院長は「今後ますます地域包括ケアが重要になる。病院と診療所が手を組んで貢献していきたい」と語り、栗原会長も「患者の負担軽減につながる。両者の強みやメリットを生かし、口の健康を守りたい」と意欲を示した。

こども歯みがき教室

 日時 11月24日(火)午前10時から
 場所 健康相談室(第二庁舎3階)
 対象 3歳以下の子と保護者
 定員 6組
 申込 健康推進課 ℡25-6315

第14回 ~耳寄りな医療のお話~ 市民公開講座

演題1 肺がんの基礎知識 演者 旭川赤十字病院 呼吸器内科部長 北田順也

 【日本肝臓学会北海道地区市民公開講座】

  演題2 肝がん撲滅をめざして 演者 旭川赤十字病院 消化器内科部長 長谷部千登美

 日 時:平成27年11月28日(土) 14時から16時
 会 場:旭川赤十字病院 講堂(外来棟2階)
 対 象:どなたでも参加いただけます。

やぶ医者大賞:28日に表彰式、受賞者の講演も /兵庫

養父市は28日、へき地医療に尽力している若手医師をたたえる第2回「やぶ医者大賞」の表彰式・シンポジウムを、養父市大屋町の市立おおやホールで開く。入場無料。

 受賞者の島根県西ノ島町の国民健康保険浦郷診療所長、白石裕子さん(47)と、香川県綾川町の国民健康保険綾上診療所長、十枝めぐみさん(50)がそれぞれ表彰式後に講演する。演題は、白石さんが「とって隠岐(おき)の宝島より」、十枝さんが「じゃんぐるくらぶへようこそ! ~地域医療はまさにじゃんぐる!?」。「やぶ医者と地域医療」をテーマにしたパネルディスカッションもある。

 午後1時半~4時。問い合わせは市保険医療課(079・662・3165)。

「トイレ後手洗わず」15% ノロ食中毒、正しく予防を

トイレの後に手を洗わないことがある」人が15・4%に上り、食事前に必ず洗う人は半数にとどまることが、消費者庁が実施した手洗いに関する初の意識調査で分かった。ノロウイルスによる食中毒が増える冬を前に、同庁は「手洗いは家庭でできる有効な感染予防策。正しく洗うことが重要」と呼び掛けている。

 調査は10月23~27日にインターネット上で行い、16~65歳の2千人が回答した。トイレ後の手洗いは「小便後のみ洗わない」が7・3%、「大便・小便後ともに洗わない」5・1%、「大便後のみ洗わない」3・0%で計15・4%だった。

 調理や食事の際に必ず手を洗うタイミング(複数回答)は「食事前」が52・6%にとどまり、「調理前」は84・7%、「調理後」65・2%。

 消費者庁は「ノロウイルスは感染者の便に1グラム当たり数億個が含まれているが、10~100個の微量の摂取で感染する」と指摘。手に付着したウイルスが口から入らないよう、トイレ後や食事前は必ず洗うよう促した。

 正しい洗い方として、せっけんを付けて指先や手の甲、爪の間、手首などをよくこすり、親指の付け根を「ねじり洗い」してすすぎ、清潔なタオルでふくよう求めた。

 ノロウイルスは手や指、食品から感染して嘔吐(おうと)や下痢を起こす。健康な人は軽症で済むが子どもや高齢者らは重症化することもある。

最強医療コミュニケーションの講演

元・よしもとの芸人で現在放送作家の「Wマコト」さんによる、コミュニケーションに関する講演「なんでやねん力」が、旭川で開催されます。
医療や介護などの現場での、人と人との関わりの中で避けて通れないのが「コミュニケーション」
同僚は仲間であり敵ではありません。
チームとして日々仕事をするには、相手を思いやる「コミュニケーション」が必要になってきます。
その「心持ち」「技法」「考え方」などを成功している芸人さんの事例から学んだり、様々な角度からお笑いを交えて伝えてくださいます。
楽しみながら学べる機会を是非、ご活用下さい。
多数のご来場をお待ちしております!


日時:平成27年12月3日(木)18:30~20:30
場所:旭川トーヨーホテル 2階「丹頂の間」
住所:北海道旭川市7条通7丁目右1
主催:北海道自治体病院協議会小規模病院等看護技術強化研修事業
問合せ:☎0166-25-2241(くにもと病院看護部 担当:新野)
参加対象:看護師、介護士、医師、事務職、福祉職等どなたでも歓迎


申し込み用紙にご記入の上、FAXにてお申し込み下さい。
FAX:0166-23-1726 くにもと病院 看護部 新野行

北大、細胞の力を強める化学物質 がん予防薬の開発に期待

体内でがん細胞に変化し得る「前がん細胞」を周囲の正常細胞が攻撃、排除する機能を高めてくれる化学物質を北海道大などの研究グループがイヌなどの細胞を使った実験で初めて発見した。がん予防薬の開発につながる可能性がある。12日までに英科学誌電子版に発表した。

 北大遺伝子病制御研究所の藤田恭之(ふじた・やすゆき)教授(分子腫瘍学)によると、イヌの培養細胞を人為的に前がん細胞に変化させ、その周囲にある正常細胞に約1万種の抗生物質などを投与し、それぞれ効果を調べていった。

 この結果、約1万種のうち抗生物質を改造した化学物質「VC1―8」が正常細胞への副作用が少なく、前がん細胞への攻撃力を高める効果が大きかった。ただ、前がん細胞の全てが排除されたわけではなかったという。

 研究チームは今後、さらに効果が高い化学物質がないかの確認を進め、薬品投与時の副作用を最小限に抑えるため、製薬化に向けて前がん細胞だけを狙い撃ちする手法の確立も目指している。

第16回地域医療支援病院 医療機関職員研修会

テーマ:感染対策と医療安全
   演題1 誤嚥を予防するポジショニングの実際
        講師:旭川赤十字病院 摂食嚥下障害看護認定看護師 田中亮一
   演題2 コミュニケーション
        講師:旭川赤十字病院 看護師長 医療安全管理者 栗原篤子
 
 日  時:平成27年11月14日(土) 午後2時~午後4時
 場  所:旭川赤十字病院講堂 (外来棟2階)
 参加対象:旭川市及び近郊の医療機関職員(職種は問いません)
 参加費 :無料
 お申込 :別紙申込書をFAX送信願います。

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