医師免許がないのにがん患者らに注射などの医療行為をしたとして、警視庁生活環境課は25日、医師法違反の疑いで、歯科医師、指定暴力団山口組系組員ら男女3人を逮捕した。
同課によると、3人は2014年3月までの半年間に患者16人に医療行為をし、2500万円以上の収益があったという。
14年3月、同課に「医師でない者ががん遺伝子治療と称して治療している」と情報提供があった。容疑者は歯科医師の免許しか持っておらず、任意の調べに「口腔(こうくう)がん予防のためにやった」と説明していた。
医師免許がないのにがん患者らに注射などの医療行為をしたとして、警視庁生活環境課は25日、医師法違反の疑いで、歯科医師、指定暴力団山口組系組員ら男女3人を逮捕した。
同課によると、3人は2014年3月までの半年間に患者16人に医療行為をし、2500万円以上の収益があったという。
14年3月、同課に「医師でない者ががん遺伝子治療と称して治療している」と情報提供があった。容疑者は歯科医師の免許しか持っておらず、任意の調べに「口腔(こうくう)がん予防のためにやった」と説明していた。
歯科医師免許を持たない助手に医療行為をさせたとして、警視庁生活環境課は15日までに、歯科医師法違反の疑いで、院長と、歯科助手を逮捕した。
逮捕容疑は2014年3月~昨年5月、容疑者が16回にわたり、30~40代の女性患者5人の歯型を取るなどの医療行為を無免許でさせた疑い。
同課によると、患者5人は治療後、歯茎が痛むなどの健康被害を訴えたという。容疑者は「違法性の認識はなかった。
容疑者はクリニックに来ずに、治療をすべて歯科助手の容疑者に任せる日もあったという。クリニックは09年以降、約4億8千万円の収入があった。
1日に30分も歩かない人は、2時間以上歩く人に比べ、糖尿病になっている可能性が1・23倍高いとの疫学調査の結果を、国立がん研究センターのチームが21日発表した。チームは「活動量が少ない生活は糖尿病のリスクが高い」としている。長時間歩けばリスクが下がるかどうかは分かっていない。
チームは1998~2000年度、自分が糖尿病であるとは思っていない40~69歳の男女2万6488人に、1日の歩行時間を調査した。血液検査でこのうち1058人が糖尿病であることが判明した。
体重や年齢などの影響が出ないように解析した結果、1日の歩行時間が2時間以上の人に比べ、30分未満の人が糖尿病になっているリスクは1・23倍だった。30分以上2時間未満の人とはリスクの差が明らかにならなかった。
欧米の研究では、歩行が糖尿病発症のリスクを下げることが報告されているという。結果は疫学専門誌に発表した。
2014年度に入学した私立大学生が支払った授業料の平均額は86万4384円で、前年度から0・5%増えたことが19日までの文部科学省調査で分かった。授業料増は3年連続。
入学金は1・3%減の26万1089円、施設整備費は0・9%減の18万6171円で、実験実習料などを含めて入学初年度に支払う合計額は、前年度の143万4329円とほぼ変わらない143万4996円だった。
調査は全国の578校を対象に実施。授業料を学部別にみると、最も高かったのは歯学部の304万8247円で、医学部の254万7939円、薬学部の141万2252円と続いた。
逆に最も安かったのは、神・仏教学部の71万4308円。続いて法・商・経済学部の73万8020円、社会福祉学部の73万9060円だった。
入学金は1999年度の29万815円がピークで、その後は減少傾向となっている。
当センターにて症例発表します。是非ご参加ください。
糖尿病患者 突然 のどが詰まった
先ほどのVTRの続きを寸劇で伝えた。患者は、固定用金具が入っていて、MRIが取れない状態だった。患者の主訴は「突然喉が詰まった」。患者の妻は週3回人工透析に行っているなどと話した。患者は以前低血糖で倒れたと話し、最近は目がかすむと話した。また、最近食べ物が飲み込みにくいためにゅう麺を食べていたが喉を詰まらせたなどと話した。患者は10年前洋食屋をやっていて、水虫が治らず病院に行くと糖尿病と診断されインスリン注射等したが、2年前に舌が鈍くなったと感じ、人工透析を始めたなどと話した。また、最近は悪性外耳道炎にかかったが、抗生剤で改善したようだ。
突然 のどが詰まった 原因は何か?
喉が詰まった病名を研修医が予想した。金城は感染症が治りにくいのは糖尿病による免疫力低下のサインだと述べた。サルコイドーシスと予想した堀江は、この病気によって意識消失で倒れたのではなどと話し、合わない点は微熱があることだとした。松浦は敗血症と予想し、意識消失が先だとして、糖尿病による感染症としたが、合わない点は飲み込みづらいという症状だとした。來間は糖尿病性神経障害と予想し、窒息が先で糖尿病からの合併症だとした。
患者が窒息時にお椀を落としていない点から窒息が先の可能性が高いとした。
窒息をしてから意識がなくなった場合に考えておかねばならない症状は、嚥下障害として、迷走神経と舌咽神経が病変で冒されていれば飲み込みづらくなるなどと話した。
腫れていた上咽頭には舌咽神経や迷走神経が通っていたとした。それ以外に飲み込みづらくなる病気として脳梗塞があげられた。
カギは身体診察
どんな問診や診察をしたかと聞かれた研修医は、カーテン徴候やバレー徴候を調べたいと話した。また、振動覚を調べたいと話した。振動覚を調べるとドン小西は糖尿病だが正常だった。
再現VTRが流れた。入院3日目。患者は振動覚検査で2、3秒ほどしか振動を感じなかった。バレー徴候は異常無しで、アルコール綿で左右差の検査をすると、顔は左が弱く、体では左右差はなかった。カーテン徴候は如実に出ていた。
病名は?
研修医が病名を予想した。堀江は上咽頭膿瘍をあげ、免疫力が低下した糖尿病患者は外耳道炎から悪性外耳道炎を発症し、上咽頭膿瘍になることがあるという。來間も上咽頭膿瘍をあげた。松浦は上咽頭がんと予想し、上咽頭膿瘍と迷ったが、生命予後に禍根を残すため腫瘍の除外は必要だとした。先に出ていた糖脳梗塞について松浦は脳梗塞の場合、片マヒが出るはずのため違うとした。
CTを見ると、骨が溶けていた。骨が溶ける病気について何があるかと聞かれた研修医は悪性腫瘍の浸潤と考えられた。松浦は生検法で体の組織を検査したいと話した。來間は抗生剤の治療を行いたいとした。がんの検査は陰性で、抗菌薬の点滴で症状は改善した。金城は抗菌薬を2週間点滴したところ、嚥下障害は改善されたと話した。これらのことから悪性外耳道炎が病名となった。
正体は悪性外耳道炎!
森医師は当時を振り返って悪性腫瘍のように広がる外耳道炎を経験したことがなく驚いたなどと話した。患者は悪性外耳道炎になり、上咽頭膿瘍となり嚥下障害を起こした。食べ物を喉に詰めた時は迷走神経反射で意識を消失した。
金城はこの症例は難しいが、なじみが薄い病気は他科の医師と連携を撮ることが重要だなどと話した。
この記事はテレビ放送ログデータ提供Webサービス「Live on TV」の情報で作成されています。
広島大学大学院医歯薬保健学研究院の二川浩樹教授とエーザイ、歯科医療情報システムが主力事業のメディア(東京都文京区)は、入れ歯や歯ブラシを24時間防菌できる防菌スプレーを共同開発した。二川教授の開発した固定化防菌成分「Etak(イータック)」の成果を応用し、吹きかけるだけで、防菌効果が持続する。歯科医院ルートを活用し今月から販売に乗り出し、従来にない衛生用品として普及を目指す。
今回開発したスプレーは、入れ歯用「Etak義歯防菌スプレー」と歯ブラシ用「同防菌スプレー」の2品を揃え、販売展開を図る。
小中学生の歯の矯正を特別価格で行うと宣伝していた札幌市内の歯科医院が2015年4月に閉院し、治療中だった患者の保護者が男性院長と連絡を取れなくなっていることが12日に分かった。治療開始時に10万円以上を前払いした人もいて、札幌市保健所には4月以降、延べ49件の相談が寄せられている。
連絡が取れないのは、札幌市中央区で2005年に開業した歯科医院の院長。同医院は、13年から15年3月にかけて札幌市内で配布されるフリーペーパーの広告で、一般的に保険外診療で20万円以上はかかるとされる矯正費用について、「特別価格」として小学生12万8千円、中学生19万8千円(いずれも税別)と掲載していた。
中学1年の長女(12)が同医院で矯正の治療を受けていた札幌市中央区の男性(44)は、14年夏の治療開始時に一括で約14万円を支払った。他の保護者とともに治療費の返還を求め、弁護士に相談することも検討している。患者が放置されている状況について、市保健所は「医療法上の違反はなく、保健所に指導する権限がない」と話す。