内容 口腔ケア、在宅訪問歯科
日時 10月21日(水) 午後7時~8時30分
場所 CoCoDe(宮前1の3)
定員 60人
申込 薮下 ℡0166-36-5455
内容 口腔ケア、在宅訪問歯科
日時 10月21日(水) 午後7時~8時30分
場所 CoCoDe(宮前1の3)
定員 60人
申込 薮下 ℡0166-36-5455
やる気や意欲をつかさどる脳の領域が働かないとリハビリの効果も下がることを、生理学研究所(愛知県岡崎市)などのチームがサルの実験で確かめた。リハビリ効果を高めるには、意欲を持って取り組むのが重要だと裏付けられた形だ。
注目したのは、やる気をつかさどる脳の「側坐核(そくざかく)」という領域。健康なサルを使った実験では、ここの活動を薬で止めても好物のイモを指でつまむことができた。ところが、脊髄(せきずい)損傷から回復途上のサルで側坐核の活動を止めると、治り始めていた手のまひが出てイモをつまめなくなった。脳を調べると、運動をつかさどる別の領域の活動が低くなっていた。
これまで、側坐核の働きは運動の領域とは無関係と考えられてきた。今回、けがからの回復といった非常時には、一定のつながりがあると推測されたという。
チームの西村幸男准教授は「もうひとがんばりしなければ運動できないような時に、側坐核の活動が必要になるのではないか。患者さんがリハビリをする時には、やる気を支える心のサポートが大切」と話す。研究成果は米科学誌サイエンスで2日、発表した。
さて、スマートフォンよりもさらに新しいコンピュータとして近年注目を集
めているウェアラブル端末に、高齢者向けの機能の研究開発の強化が進んでいま
す。
東芝が今秋発売を予定しているリストバンド型生体センサー「Silmee W20/W21」
は、活動量や睡眠、脈拍、会話量、紫外線量などを測定、記録、管理できる他、
緊急時に本体のボタンを長押しすると登録先に緊急通知するなど、高齢者等を
想定した見守り機能を充実させています。
また、東レとNTTが共同開発している「hitoe」は心拍数・心電波形などの
生体情報を取得できる機能素材を衣服に縫いこんだ文字通りの「着られる」端末
で、高齢者が機器を持ち運ばなくても見守りができるシステムとして実用化が期
待されています。スポーツ分野では既に商品化されており、医療分野の他、屋外
で作業する空港作業員の安全管理の実験も始められています。
9月24日、安倍晋三首相は自民党本部で記者会見し、「強い経済、子育て支援、
社会保障」を「新3本の矢」と位置づけると説明しました。第3の矢の「安心に
つながる社会保障」のうちの、「高齢者の生涯現役社会の構築」については、就
業者数が毎年増えていることからもある程度は実現できるにしても、「介護離職
ゼロを目指して介護施設の整備や介護人材の育成を進め、在宅介護の負担を軽減
する。仕事と介護が両立できる」については問題が山積しています。ウェアラブ
ル技術の発達が、高齢者および家族、介護従事者の幸福につながることを期待し
ます。
総務省が敬老の日に合わせてまとめた9月15日時点の人口推計によると、65歳
以上の高齢者人口は前年比89万人増の3,384万人で、総人口に占める割合は0.8ポ
イント上昇の26.7%となり、人口、割合ともに過去最高を更新しました。また、
80歳以上の人口は前年比38万人増の1,002万人となり、初めて1,000万人を超えま
した。
この他、
・日本の高齢者の人口の割合は主要国で最高で26.7%。次いで、イタリア(22.4
%)、ドイツ(21.2%)など。
・日本の高齢者の就業者数は11年連続で増加し、681万人と過去最多。就業率は
主要国で最高で20.8%。次いで、アメリカ(17.7%)、カナダ(12.9%)など。
・高齢者世帯のネットショッピングの利用割合は12.0%で12年前の5.7倍。電子
マネーの利用割合は29.4%で6年前の2.5倍。
・高齢者世帯の携帯電話(PHSを含む、スマートフォンを除く)の普及率は85.9%
で世帯主が65歳未満の世帯よりも21.3ポイント高い。一方、スマートフォンの普
及率は25.6%で世帯主が65歳未満の世帯よりも51.4ポイント低い。
のような調査結果が発表されました。
ネットショッピング、電子マネーの利用割合は増えているとはいえ、スマート
フォンの普及率と同様、多くはないことがうかがえます。
安倍晋三首相は8月に開催された「女性が輝く社会に向けた国際シンポジウム」
で、女性の経済的な自立を支援するため女子教育に2018年までの3年間で420
億円以上の政府開発援助(ODA)を拠出する方針を表明し、「女性も男性も
暮らしやすい社会を世界につくるため努力を惜しまない」と強調しました。
また、同月に参院本会議で可決し成立した「女性活躍推進法」は、企業に女
性の登用を促すためのもので、女性の採用比率や管理職の割合など数値目標の
設定と公表を義務付け、2016年4月から制度を開始します。
政府は指導的地位に占める女性の割合を2020年までに30%にする目標を掲げ
ていますが、民間企業の管理職に占める女性の割合は2013年時点で11%にとど
まっており、40%を超す米国や30~40%の欧州各国のほかアジア諸国と比べて
低い水準にあるのが現状です。
一方、歯科界に目を向けると、2012年の厚生労働省のデータでは、歯科医師
数総数の男女比が78.5:21.5であるのに対し、若くなるほど女性の割合が増え、
29歳以下だと57.9:42.1になっています。女性の活躍が進んでいる職種と言え
るのではないでしょうか。
本校は国家資格である歯科衛生士を目指す3年制の専門学校です。年に4回、主に次年度の入学希望者を対象としたオープンキャンパスを開催しております。6月27日(土)に行われた第2回目のオープンキャンパスに引き続き、7月26日(土)に、今年度第3回目のオープンキャンパスが行われました。例年、本校のオープンキャンパスでは、来校者より、とても好評であると同時に進路決定にも役立っております。第3回目のオープンキャンパスにおいては、参加して頂いた来校者に、学校のカリキュラムや体験実習を行いました。
メディアあさひかわ 2015.9 №269
大阪市立小1年の女児が11日、給食のおかずを喉に詰まらせて意識不明の重体となる事故があり、市教育委員会は29日、女児が死亡したと明らかにした。
市教委によると、女児は11日午後0時40分ごろ、給食で出た「鶏肉と野菜のうま煮」に入っていたウズラの卵や野菜を喉に詰まらせ呼吸困難になった。病院に搬送されたが、そのまま意識が戻らず24日に死亡した。
市教委は給食をよくかんで食べることを児童らに指導するよう、市立小中学校に通知する方針。
国際医療福祉大学がある栃木県には、医療機器産業が多い。毎年2月に、30社以上の企業に来てもらって、大学の教員や病院の医師が、シーズを発表してもらう機会を設けています。そこでマッチングが起きてくるのです。
最近の事例は、嚥下障害のある患者さんが使うスプーン。嚥下障害の患者さんが食べられる1回の量は、約3g。言語聴覚科の教員が、3g以内であれば青いランプ、超えると赤いランプが付くスプーンを作った。それを企業が既に製品化しています。大学には、マッチングや特許取得の支援をするため、医工産学連携推進室も設置しました。
それからやはり患者目線で診療ができる医師、それから国際的に通用する医師を養成したいという課題もあります。
そのためには、医療技術や知識だけでなく、倫理教育、教養教育を充実させないといけない。最近聞いたのは、「心医」という言葉。有名大学の教授であろうと、地域の医師であろうと、「患者さんの心を癒す」。それが「心医」。
調べてみたところ、東京女子医科大学の教授などをされ、心臓外科の世界的権威だった榊原仟先生は、「大医、中医、小医」という言葉を使っていた。「大医」は病気も患者の心も癒し、治せる。「中医」は病気は治せるけれど、患者の心は癒やせない。「小医」は病気も心も癒やせない。既に18歳まで教育を受けてきた学生たちに、教育の中で「医の心」を教えていくのは簡単なことではないですが、やはり何らかの形でやらないといけない。その中で、先輩が経験談を語って行くのは大事なことです。