内容 講話、個別歯磨き指導
日時 7月29日(火)、8月12日(火) 午前10時から
場所 キッズルーム(第二庁舎5階)
対象 3歳以下の乳幼児と保護者
定員 6組
申込 健康推進課 ℡25-6315
内容 講話、個別歯磨き指導
日時 7月29日(火)、8月12日(火) 午前10時から
場所 キッズルーム(第二庁舎5階)
対象 3歳以下の乳幼児と保護者
定員 6組
申込 健康推進課 ℡25-6315
オーストラリアで急性腰痛患者1652人を対象に、アセトアミノフェンの有効性を無作為化比較試験で検討。回復までの期間の中央値は、規則的投与(1日3回)群17日、必要時投与群17日、プラセボ群16日で群間差はなかった(調整後P=0.79)。有害事象発生率もそれぞれ、18.5%、18.7%、18.5%で同等だった。
◆予備的試験で効果確認--山田浩・静岡県立大教授
認知症は、記憶や時間、場所などを判断する能力が低くなって、社会生活を営むことが難しくなる。認知症になる要因は主に三つあり、代表的なのはアルツハイマー病によるもの。認知症患者のおよそ半分を占める。この他、脳卒中などによって生じた脳血管疾患に伴う認知症、たんぱく質の異常な構造物(レビー小体)が脳内にたまって生じるレビー小体型認知症などがある。
治療に関しては、いまのところ認知症の症状の進行を遅らせる薬はあるものの、根本的に治す薬はない。このため、生活習慣の改善を通じた予防策が重要となる。
◇カテキンなどの含有成分に注目
そうした中で緑茶に含まれるカテキンやテアニン(アミノ酸の一種)の機能性が注目されている。細胞を使った実験で脳神経細胞を保護したり、ネズミを使った実験で認知機能の低下が改善されたりする研究報告があるからだ。
緑茶に含まれる成分の働きに注目した山田浩・静岡県立大薬学部教授(医薬品情報解析学)は伊藤園中央研究所、社会福祉法人・白十字会(東京都東村山市)と共同で緑茶が認知症の改善に効果があるかどうかの試験を一昨年に行った。
老人ホームに入居する認知症の高齢者12人(平均年齢88歳、男性2人、女性10人)を対象に、緑茶の粉末2グラム(カテキンの総量は1日227ミリグラム)を毎日、3カ月間飲んでもらい、3カ月後に認知機能検査の点数が上がるかどうかを調べた。12人の内訳は脳血管疾患による認知症8人、アルツハイマー病3人、レビー小体型認知症1人。
認知機能の検査は世界的に使われているMMSE(ミニメンタルステート試験)日本語版を使った。「いま季節は何ですか」「きょうは何曜日ですか」などの質問をして、点数の合計点(30点満点のスコア)で認知症の程度を知る検査法だ。
この試験の結果、12人の平均スコアは、飲む前は15・3点だったが、3カ月後の検査では17点に上がった。特に「近時記憶」の検査では、12人のうち8人のスコアが上がった。
この「近時記憶」は、試験者から出された「ボール」「旗」「桜」の3語を繰り返して言えるかどうかをまず答え、次の別の質問のあとに、この3語の単語を覚えているかどうかを尋ねるものだ。この検査では平均点も上がったことから、近時記憶の改善が目立ったといえる。
◇一般的煎茶なら1日に2~3杯
この試験で認知症の高齢者が飲んだ緑茶の量はどれくらいか。
人によってお茶のいれ方に差はあるものの、一般的に食卓で煎茶を飲む場合、100ミリリットルあたり80ミリグラム前後のカテキンが含まれる。この80ミリグラムを基にすれば、1日に2~3杯の緑茶で効果があったことになる。通常の300ミリリットル容器の緑茶飲料は、煎じた場合よりもカテキンはやや少ないため、2本程度に相当するという。
これまでは緑茶を実際に人に飲んでもらって、認知症の症状の改善に効果があるかどうかの試験はほとんどなかっただけに、今回の試験の意義は大きい。ただ、山田浩教授によると、今回の試験では参加総数が12人と少なく、さらに緑茶を飲んだ群と飲んでいない対照群(プラセボ群)との比較がないのが課題として残った。
そうしたことから、山田浩教授は「今回の試験は予備的な試験」と位置づけ、昨年秋から、同じ施設の認知症の高齢者30人を対象に、1年間の緑茶飲用の効果を見るための本格的な試験を始めている。結果は来年に出る予定だ。
共同研究した提坂(さげさか)裕子・伊藤園中央研究所長は「これまでの研究で、緑茶が人の認知症予防に効果がある可能性が示されていたが、今回の研究はそれを支持する結果ではないか」と話す。
いま続けている試験について、山田浩教授は「認知症の高齢者は他にも病気があることが多く、試験を1年間継続するのはとても難しいが、なんとか結果を出したい」と意欲的だ。
◇コーヒーや紅茶、差は見られず
一方、緑茶の摂取が認知症の予防になるのを示唆する新たな疫学研究結果も出ている。金沢大の山田正仁教授(神経内科)や篠原もえ子助教らの研究グループが行ったもので、米国科学誌プロスワンにも掲載された。
同研究グループは2007~08年、石川県七尾市中島町に住む60歳以上の高齢者を対象にお茶を飲む習慣を聞き出し、認知機能などを検査したうえで、認知機能が正常な490人を約5年間追跡した。
その結果、緑茶を全く飲まない138人では43人(約31%)が認知症か軽い認知障害の認知機能低下が見られた。これに対し、週に1~6日飲む195人では認知機能低下は29人(約15%)と低く、毎日緑茶を飲む157人では同18人(約11%)とさらに低かった。コーヒーや紅茶では差は見られなかった。
統計的な解析の結果、緑茶を全く飲まない場合に比べ、緑茶を毎日飲むと認知機能低下のリスクは3分の1に、週に1~6日飲むと2分の1に減ることが分かった。
山田正仁教授によると、この研究手法は、研究開始時に生活習慣と認知機能を確かめたうえで追跡していくため、「前向き縦断試験」といい、信頼性は高い。緑茶のどんな成分が効いているかの解明は今後の研究課題だが、今度の疫学研究を受けて、山田正仁教授らは現在、アルツハイマー病の脳に蓄積するアミロイドという異常たんぱく質を阻害する作用をもつポリフェノールのカプセルをアルツハイマー病の患者に投与する比較対照試験を始めている。今後が注目される。
皆さん、歯医者に行ってむし歯の治療を受けると、削った後の穴はおもったより大きかった、と感じたことがあるのではないでしょうか?
むし歯とは、むし歯菌と言われるミュータンス菌などの細菌が作り出す酸によって歯が溶かされる現象です。ミュータンス菌などは、個々の細菌の状態では非常に弱く生き延びにくいので、周りにネバネバとした物質を作り出してその中に隠れて歯の表面にこびりつきます。これが歯垢(しこう)(プラーク)です。そして、その中で酸の濃度が高まってくると、歯の表面が溶け出すのです。
一方、歯の構造は、一番外側はエナメル質という非常に硬い材質でできており、その内側には象牙質というやや軟らかい材質があり、その中に神経の部屋があります。硬い材質だけでは、長年の使用によってヒビ割れてしまうので、内側から軟らかい材質で補強されていると考えられます。
むし歯による酸の影響により、エナメル質が溶けるのにはかなりの時間がかかりますが、むし歯がエナメル質を超えて中の象牙質まで及ぶとその進行は早くなり、かつエナメル質の下に潜り込む形でむし歯は進行するのです。そのため、むし歯の穴は小さく見えても、中では大きくなり広がっていることが多いのです。
細菌を取り残すと、またむし歯は進行するため、むし歯の治療では軟らかくなっているところはすべて取りきるのが基本です。そこで、「穴は思ったより大きかった」ということが起きるのです。
定期検診は、むし歯や歯周病にならないように清掃や手入れをすることはもちろん、もしむし歯になったとしても、早めに小さい段階で治療ができるという利点もあります。短期間でむし歯や歯周病は進むものではありません。むし歯が中で大きい、とならないように定期的なお口のチェックをお薦めします。
<日 時> 平成26年8月22日(金曜日)17時30分~18時30分
<会 場> 当院 講堂(外来棟2階)
<講義内容> 「患者・家族の立場から伝えたいこと~医療事故被害者から院内相談院へ~」
講師:阪南中央病院 医療安全管理部 医療情報室「とまり木」 北田 淳子
<申 込> 医療機関職員(職種は問いません)
参加ご希望の方は、準備の都合上 8月20日(水曜日)までに
地域医療連携室へご連絡下さい。(℡ 0166-22-8111 内線1188)
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〒070-8534
北海道旭川市曙1条1丁目1-1
旭川赤十字病院 地域医療連携室
TEL 0166-27-8585(連携室直通)
FAX 0166-22-8287( 〃 )
厚生労働省は8月1日に、「健康意識に関する調査」の結果を公表した(p1参照)。
この調査は、健康に関する意識の傾向を分析することを目的として、今年(平成26年)2月に、インターネットを通じて実施された。20~80歳代から5000件の回答を得ている。
普段の健康感については、自分を「非常に健康だと思う」との回答が7.3%、「健康な方だと思う」は66.4%となり、合わせて73.7%が「自分は健康」と考えていた。一方、「あまり健康ではない」は21.7%、「健康ではない」は4.6%だった。
健康感を判断する際に重視した事項(複数回答)は、「病気がない」が63.8%ともっとも多く、「おいしく飲食できる」40.6%、「身体が丈夫」40.3%、「ぐっすりと眠れる」27.6%、「不安や悩みがない」19.1%の順に上位を占めた。
また、自分の健康に関して「何らかの不安がある」との回答は61.1%。不安の内容としては、「体力が衰えてきた」49.6%がもっとも多く、次いで「持病がある」39.6%、「ストレスがたまる・精神的に疲れる」36.3%、「肥満が気になる」27.3%、「歯が気になる」26.2%という結果だった。
さらに、何歳まで生きたいかという設問に対しては平均79.6歳、実際に生きることができると考える年齢については平均77.6歳、という分析結果も得られた。
ほかに、健康に関する情報源としてもっとも信用度が高かったのは「かかりつけの医師」(20.4%)、自身の健康のために出費してもよいと考える1ヵ月間の金額は平均3908円など、さまざまなデータが明らかになった。
第一生命保険は、子どもたちに「大人になったらなりたいもの」を聞く恒例の調査結果を発表した。1位は、男子は4年連続で「サッカー選手」、女子は17年連続で「食べ物屋さん」だった。女子では前回4位だった「お医者さん」が1989年の調査開始以来初めて3位に入った。
「お医者さん」は男子でも前回の9位から6位に上昇。第一生命は「医師を主人公にしたドラマが話題になり、憧れの存在になったのでは」とみている。
■大人になったらなりたいもの
<男子>
1 (1) サッカー選手
2 (4) 野球選手
3 (6) 食べ物屋さん
3(10) 消防士・救急隊
3 (2) 学者・博士
6 (9) お医者さん
7 (6) 電車・バス・車の運転士
8(10) 大工さん
8 (5) テレビ・アニメ系キャラクター
8 (2) 警察官・刑事
<女子>
1 (1) 食べ物屋さん
2 (3) 保育園・幼稚園の先生
3 (4) お医者さん
4 (5) 学校の先生(習い事の先生)
5 (7) 飼育係・ペット屋さん・調教師
6 (2) 看護師さん
6 (8) ピアノ・エレクトーンの先生・ピアニスト
8(14) 美容師さん
8(13) 歌手・タレント・芸人
10(10) デザイナー
10 (5) お花屋さん
※順位のかっこ内は前回(2012年)調査での順位。第一生命保険調べ
朝日新聞 2014年7月31日(木) 配信
プロジェクトでは将来、養父市内に勤務する条件で医学生の修学資金を支援するなどしている。その一環として、2011年からセミナーを開催し、医学部志望の高校生が研修医の話を聞く機会を設けている。
これまで、11年に参加した当時の高校生5人のうち、1人が大学の医学部に進学しているという。12年には7人、13年には21人が参加し、今回は22人が参加予定。公立八鹿病院の院長や研修医が講演、その後高校生と医師が懇談、医療の模擬体験も行う。