平成25年度北海道・東北地区歯科医師会役員協議会が10月5日(土)、秋田キャッスルホテルで開催され、平成24年度収支決算を始め、平成25年度の事業計画並びに収支予算が可決・確定した他、危機事象の発生時における応援・協力体制に関する協定調印式が行われた。
日歯広報 2013.11.5
平成25年度北海道・東北地区歯科医師会役員協議会が10月5日(土)、秋田キャッスルホテルで開催され、平成24年度収支決算を始め、平成25年度の事業計画並びに収支予算が可決・確定した他、危機事象の発生時における応援・協力体制に関する協定調印式が行われた。
日歯広報 2013.11.5
中医協総会が10月23日(水)、厚労省内で開催され、次期診療報酬改定に向けた「在宅医療」に係る議論を開始した。議論の内容として示されたのは「機能強化型在宅療養支援診療所・病院の要件等」「訪問看護」「在宅医療における注射薬や衛生材料等の提供」「在宅医療における薬剤師の役割」「在宅歯科医療」「在宅医療における患者紹介等の事例」「在宅医療を専門に行う保険医療機関」の7項目。
日歯広報 2013.11.5
「摂食・嚥下障害者(児)のための食事」を考えるとき、キーワードは「栄養」・「安全」・「嗜好」である。この3つを前提として介護食が考案され、発展してきた。その流れを引き継いで、「嚥下調整食」に至ったという経緯がある。
大阪市中央区の「春次(はるつぐ)歯科」が診療報酬約700万円を不正請求した疑いがあるとして、厚生労働省近畿厚生局と大阪府が監査に乗り出していたことが28日、府などへの取材で分かった。
歯科は10月8日に廃業しており、厚生局は近く、保険医療機関の指定を「取り消し相当」とするかどうか判断する。
歯科は大阪府内を中心に診療所を展開する医療グループの傘下で、2010年の開設以降、外来患者の診察よりも高い診療報酬が支払われる訪問診療に取り組んでいた。
健康保険法は、訪問診療のうち医療機関と訪問先の距離が16キロ以内で、診察時間が20分以上の場合に限り、保険診療の対象になると定めているが、関係者によると、春次歯科はこの規定に反して診療報酬を請求した疑いがある。
府によると、歯科側は監査に対し「不正の認識はない」と説明している。
11月6日開催の中医協総会にて、第19回医療経済実態調査の結果が報告
された。直近2事業年(度)における前年(度)の個人立歯科診療所の
損益差額は1096万4千円で、前々年(度)の1083万4千円から13万円増加
したとの報告であったが、日歯は、過去5年で比較すると、平成20年度
の損益差額は1335万5千円であり、現在に至るも、落ち込みが回復され
ていないことを指摘している。また、日歯常務理事、堀憲郎委員は、
今回の調査において調査票回収率が調剤以外、すべて前回調査より高く
なった点について「消費税増税への対応を含めて、医療機関が次期改定
に不安と関心を寄せていることを示す結果である」として、今後の議論
に適切に生かすことを求めた。
回収率は、病院54.5%、一般診療所50.6%、歯科診療所55.1%、保険薬
局54.6%であり、歯科が最も高い結果となっている。個人立歯科診療所
では、損益差額の構成比率は25.8%から25.9%に増加、損益率の平均値
は26.9%で、25.9%から1.0%、中央値は25.5%で、24.9%から0.6%い
ずれも増加、20%以上30%未満が全体の23.2%で最も多かった。
調査報告はこちら
http://www.mhlw.go.jp/bunya/iryouhoken/database/zenpan/jittaityousa/19
県民の食生活を改善しようと、県が今年度から取り組み始めた「あおもり食命人」の育成事業。健康に配慮したメニューを提供する担い手を増やすのが狙いで、飲食店関係者ら87人が1期生として誕生した。「いのちを支える食」を合言葉に腕を振るう食命人を訪ねてみた。(木瀬武)
青森市栄町の「マクロビオティック茶や 橘」。今年6月にオープンすると人気を呼び、健康志向のリピーターでにぎわい始めた。目当ては食命人の手がける日替わりランチだ。
この日の献立は、根菜中心の煮物にきんぴらゴボウ、ピーマンとニンジンのゴマあえが並ぶ。さらに栄養価の高い発芽玄米と大根のみそ汁を口に含むと、素朴な味わいが楽しめる。
「玄米はお口に合うでしょうか。苦手な方もいるので……」。圧力鍋で丁寧に炊きあげた玄米はふっくらもちもち。口当たりは軽く、店主の古川恵美子さん(54)の心配をよそに箸が進んだ。
肉、魚、卵、乳製品、砂糖は使わない。よく見ると、キツネ色に仕上がったカツの正体は高野豆腐。調味料は無添加、野菜も国産の有機栽培にこだわる。穀物(玄米)菜食を基本とした「マクロビオティック」という食事法だという。
「ともすれば現代人は栄養過多になりがち。生活習慣病の予防にもいい」と古川さん。肉や魚を取らずとも、大豆や高野豆腐、小麦グルテンで良質な植物性たんぱく質をまかなえるというから、働き盛りの男性にもお薦めだ。
県によると、食命人が手がけるメニューには、山盛りの蒸し野菜を食べさせる王道もあれば、メンマをゴボウで代用し、ほうれん草をたっぷり盛った減塩ラーメンといった個性派もある。共通するのは、〈1〉栄養バランスが優れている〈2〉塩分・油脂を控えている〈3〉旬の食材を使用--などの工夫がこらされている点だ。
10月からは2期生の育成が始まり、100人以上が名乗りを上げた。一連の研修を修了すれば食命人に認定され、県が「食命人のいるお店」として売り出すことになる。
本県の平均寿命が男女とも全国最下位に沈む原因は、塩分の取り過ぎや野菜摂取量の不足も一因とされる。取り組みは緒についたばかりだが、地道に取り組むしかない。食命人の腕に期待しつつ、店を後にした。
◇
食命人のいる店舗は県ホームページ(http://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/nourin/sanzen/syokumeijin.html)に掲載。問い合わせは県食の安全・安心推進課(017・734・9354)。
11月8日、日本歯科医師会主催、ロッテ協賛のベストスマイル・オブ・
イヤー受賞者が発表された。
著名人部門では日本歯科医師会会員による投票により、男性と女性が
それぞれ一人ずつ選ばれるが、今回はHKT48の指原莉乃さんと俳優の
山本裕典さんが受賞した。一般フォト部門では今年は4,254作品もの応
募があり、写真家 浅井愼平審査委員長、ベストスマイル・オブ・ザ・
イヤー2013実行委員会による審査の結果、「小さな力持ち」と題した
清水貴弘さんの作品がグランプリに輝いた。
受賞作品はこちら
http://bestsmile.jp/result/
歯科衛生士の養成については以前は専門学校が主体であったが、近年、
歯学の細分化により、歯科衛生学、口腔保健と言った分野を専門に研
究する学部の必要性が求められ、4年制の学部、学科が設置されるよう
になった。2004年の東京医科歯科大学 歯学部 口腔保健学科開設より、
徳島大学歯学部、広島大学歯学部、九州歯科大学歯学部、九州看護福
祉大学看護福祉学部に口腔保健学科、新潟大学歯学部では口腔生命福
祉学科など、現在、国公私立8校に4年制の歯科衛生士養成学科が設置
されている。
このほど、9校目となる関西初の口腔保健学科が平成26年より、大阪、
梅花女子大学に開設されることになった。看護師の養成が以前の専門
学校から現在では、4年制大学の看護学部、学科が主体となっているよ
うに、歯科衛生士においても、今後は4年制学部による養成が増加して
ゆくのかもしれない。
梅花女子大学ホームページはこちら
http://www.baika.ac.jp/new/oralhealth/