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平成25年度・特別講演会

演 題  いま、を大切に生きる
 講 師  石垣 靖子 氏
      北海道医療大学客員教授

 日 時  平成25年9月28日(土曜日) 15時~17時
 場 所  旭川勤労者福祉会館 大会議室 (0166)26-1034
     (旭川市5条4丁目 旭川市ときわ市民ホールとなり)
 定 員  200名
 参加費  一般1名500円 賛助会員・クラブ会員 無料 申し込み不要

高齢者住宅を選ぶ時に参考になる10のチェックポイントの後半

⑥食事の選択
 ⑦病気や体調不良時の対応
 ⑧ついのすみか
 ⑨ほかの入所者や地域との交流
 ⑩経営者の理念
                   北海道新聞 2013.8.29

高齢期住宅を選ぶ時に参考になる10のチェックポイントがあります。

①立地条件
 ②健康状態と入居条件
 ③入居に必要な費用
 ④部屋の間取りと環境
 ⑤部屋の設備
          北海道新聞 2013.8.22

訪問ボランティア養成

札幌市内で在宅ホスピスに取り組むクリニックなどが今秋から、自宅で療養するがん患者や家族を支援するボランティアの養成を始める。道内では初の試みといい、希望者は市民講座や養成講習を受講後、実際に患者宅などで話し相手や手紙の代筆、買い物の手伝いを行う。
          北海道新聞 2013.8.22

歯の定期健診を受ける頻度は?むし歯に対する男女の意識の違いも。

10代から60代の男女を対象とした「歯」に関する調査結果によると、回答時点でむし歯がある人は2割強に達していることが分かった。男女で差異はほとんどないが、むし歯があるにもかかわらず、治療をしていない比率は女性よりも男性の方が3.9ポイント高い。歯科医に通う時間が取りにくいのが要因だろうか。一方、むし歯の予防や治療に欠かせない歯の「定期検診」については、半年以内に1度は受けているという人は2割強に留まり、1年に1回以下の人の割合が6割、全く受けていない人も3/1を越える結果となった。この定期検診に関しても、男性の方が女性よりも意識が低いことがうかがえる。女性は検診頻度が短く、定期的に受けている人も多い。

「歯を失うと記憶力が低下」の研究結果。頭の健康のためにも歯のケアは重要!

食事を楽しむためには健康な歯が不可欠。何しろ人工の歯は治療費の負担も大きいが、それだけではない。ノルウェーとスウェーデンの大学による共同研究チームの発表によると、人工の歯ではない天然の歯の数と記憶力には相関関係があるという。今回の研究は、55歳から88歳の273人の参加者を対象に行われた。参加者の歯の数は平均22本と、すべての歯が揃っている場合よりも10本少なく、喪失歯の70%は臼歯。研究チームが対象者に記憶力テストを実施した結果、天然の歯の数が多いほど記憶能力が高い傾向が認められたという。では、天然の歯が多いとなぜ記憶力が高いのだろう。著者の見解によると、天然の歯から人工の歯に変わることで「歯の感覚」が低下し、脳に送られる信号が減ってしまうことや、「噛む力」の影響などが考えられている。「噛む力」が大きいと、脳への血流が増え、脳の広範囲の部位の活動が活発になるのだ。また歯を失うことによる食生活の変化も見逃せない。特定の食べ物を避けるようになり、ビタミン、タンパク質の摂取量が減ることが、脳の活動に影響を与える可能性があるとも。

「口ができる」メカニズム解明へ。口唇裂・口蓋裂の予防・治療に光

 胎生期において、細胞同士を接着させ口の形成を促す遺伝子を、大阪大学大学院歯学研究科の阪井丘芳(さかい・たかよし)教授らの研究グループが発見した。口と顔の中心部は、胎児の時期に顔の左右から伸びる突起が接着し、癒合することにより形成されることが知られている。今回の研究では、マウスの口の形成過程で、口蓋突起の遺伝子発現のデータベースを作成し、その中から強く発現する細胞接着因子CEACAM1の発現は、TGF betaという増殖因子によって調節されており、抑制すると口蓋の癒合が阻害され、遺伝子を欠如させると口蓋癒合が遅れることが確認された。口や顔面の形成における口蓋突起の初期接着に重要な働きをしていることが明らかになったことから、CEACAM1の働きを維持することが、形成異常の予防の鍵となり得る可能性が見出されたと言える。
 口唇裂・口蓋裂は遺伝的要因と環境的要因によって発症し、日本国内においても600人に1人の割合で生じる難病の一つ。口蓋突起がうまく接着されないことで引き起こされ、言葉や摂食に障害が起きるという。「口蓋裂などは手術しか治療法がなかったが、胎生期にCEACAM1をうまく働かせるような予防や治療への応用を目指したい」と話す阪井教授。さらなる研究の進展を見守りたい。

黙ってなんかいられない 歯食いしばり、闘った 「わが子よ」「出生前診断」

2006年2月、脳性まひがある福永年久(ふくなが・としひさ)(61)はダウンジャケットに身を包み、車いすに乗って新幹線で横浜に向かった。青い芝の会の活動を率いた横田弘(よこた・ひろし)に久しぶりに会い、インタビューするのが目的だった。

 70歳を過ぎていた横田は、活動が注目を浴びた1970年代を振り返り、一言ひと言、かみしめるように話した。

 「障害者は黙っていれば、守ってあげる。そんな空気を感じた」

 脳性まひの人たちによる青い芝の会は、健常者中心の社会に対し、障害者が人間らしく生きる権利を強烈に主張した。福永は「存在を否定され続けた障害者の自立の歴史を描きたい」と映画を作ろうとしていた。

 ▽正反対

 会員同士の親睦が中心だった青い芝の会は、70年5月に横浜市で起きた脳性まひの女児殺しがきっかけで転機を迎えた。わが子を手にかけた母親に同情論が出て「障害児施設の不足が原因」と減刑嘆願運動が盛り上がる中、青い芝の会は正反対の動きをした。

 母親をかわいそうだと言う人はたくさんいても、殺された子どもがかわいそうだという声は上がらない。「障害者は殺されて当たり前か」。駅前に車いすで集まりビラをまいた。

 この年の10月、青い芝の会神奈川県連合会の会報「あゆみ」に掲載された行動綱領の一節には「われらは愛と正義を否定する」とある。文案を作ったのは横田。

 障害がある子の将来を悲観して親が手にかける。「私が死んだ後、残されるこの子がかわいそうだ。今のうちに殺しておこう」。そんな一方的な親の愛はいらない、との思いを込めた。

 青い芝の会は各地で運動を展開した。障害者が入所する巨大施設の在り方を批判し、胎児チェックと呼ばれた羊水検査の公立病院での実施に反対、行政との交渉を繰り返した。

 福永によるインタビューの中で、横田はこんなことも語っている。

 「おなかの中で障害があると分かったら、障害者として生まれたらこの子がかわいそうだからと中絶をやる。何で親は勝手に決めつけるのか...」

 ▽占拠

 福永自身は70年代半ば、父親に黙って家出し、車いすをこいで川崎市にあった青い芝の会の事務所に飛び込んだ。そこで寝泊まりしながら、自宅に閉じこもっている脳性まひ者を訪ねては、外へ連れ出そうとした。横田からは「社会に打って出て、主張すること」の大切さを学んだ。

 青い芝の会は過激な行動でも知られ、77年4月には川崎市で市営バスにメンバーが乗り込み、"占拠"した。車いすでの乗車を拒否されたことが問題の発端で、市当局との交渉が進まない中での強硬手段だった。福永も参加し、車内で消火器を噴射した。

 左半身が不随で言語障害もある福永は、兵庫県西宮市の自宅でつばを飛ばしながら当時を熱く語り、「やりすぎもあったけどね」と笑った。

 横田らのインタビューをまとめた福永の映画のタイトルは「こんちくしょう」。障害者たちが歯を食いしばって闘った記録だ。(敬称略)

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