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予防中心の枠組みつくれ 口の中から健康増進を 大阪大教授 林美加子 識者評論「これからの歯科医療」

高齢化が進むにつれて医療保険制度の在り方に関心が集まっているが、歯科や口腔(こうくう)保健を念頭に置いた議論があまり聞かれないのは残念だ。

 日本の歯科医療保険制度は、国民の誰もが歯科医療を受けられるという点で先進各国に誇るべき制度だが、悪くなってからの治療が主体であり、残念ながら国民の健康な生活習慣づくりに貢献しているとは言い難い。

 厚生労働省は現行の制度が行き詰まる前に、予防中心の枠組みに早急に移行すべきである。その方が政府にとって経済的であり、国民にとっても健康的であることは疑う余地がない。

 25年余り歯科医療に携わってきた筆者の実感によると、歯科は医療の中で軽視され続けた分野であり、患者さん自身も痛くなるまで歯科を受診しない傾向にある。しかし、口は全身の健康を映す鏡である。虫歯や歯周病は細菌による持続的な感染症であり、その影響は全身に及ぶことが明らかになっている。また昨年発表された日本の疫学研究でも、歯が多く残っている高齢者は、脳の働きが活発であることが示されている。

 予防の重要性については、スウェーデンの30年にわたる臨床研究により、歯に付着したオーラルバイオフィルム(プラーク)の除去をはじめとする適切な処置を受ければ、虫歯や歯周病の大半は予防できることが証明されている。

 正しい歯磨きや健康的な食生活など、良い生活習慣を確立することで口腔の状態を改善し、ひいては健康の増進につなげようという考え方を「オーラルヘルスプロモーション」と呼ぶ。こうした考え方に重点を置いた医療を展開している歯科医もいるが、日本の歯科医療保険制度では「削って詰める」などの治療は対象になるが、予防処置のほとんどはカバーされていない。大きく削ってかぶせる治療を施した歯は、削っていない歯より寿命が短く、早く失われることが分かっている。しかし、日本の制度では予防より治療に圧倒的に多くの財源が費やされているのだ。

 これを変革しなければ、厚労省や日本歯科医師会が掲げるスローガンである8020(80歳で20本の歯を維持する)の達成ができるはずがない。歯科の保険財政は、高齢者への高額な治療がかさみ破綻をきたすだろう。

 変革の具体案として次のような制度を導入してはどうか。国民一人一人に社会保険番号のようなIDを発行し医科・歯科、それぞれのかかりつけ医に登録する。歯科医療は18歳まで無料とし、かかりつけ医では、虫歯などの原因になる口の中の細菌レベルや唾液の量、状態などを分析して個人ごとにリスクを評価し、リスクに合わせた定期健診と予防的な処置を受けられるようにする。指導に基づき健康的なライフスタイルを実践した人が支払う医療費は低く設定し、喫煙などリスクが高い習慣を持つ人は高額負担とするのである。

 加齢とそれに伴う病を防ぐことは容易ではないが、われわれ自身のため、ひいてはより良い社会および財政のために、オーラルヘルスプロモーションから健康長寿の実現に努めることは可能である。

「サルコペニア肥満」に注意

肥満の指針としてメタボリック症候群が有名だが、近年、加齢によって筋肉が落ち、さらに脂肪がたまる「サルコペニア肥満」に関心が高まっている。高齢者は高血圧や転倒して寝たきりになるリスクが高く、注意が必要とされる。
                              北海道新聞 2013.8.7

げっぷ 飲み込んだ空気が逆流

胃にたまった気体が逆流して口から出ることを「げっぷ」といいます。げっぷというのは、その音から来ている言葉では「おくび」あるいは「あいき」といいます。私たちは、水を飲んだり、食べ物を飲み込んだりするときに、少なからず空気を一緒に飲み込んでいます。胃の中に入った空気が比較的少ない場合は、食べ物を一緒に腸に移動して、吸収されたりおならになったりします。ただ、胃の中に入ってくる空気が多いと、腸へ行くだけでなく、胃の上部にたまります。それがある程度の量になると、胃と食道を隔てている噴門を押し広げて逆流し、げっぷになるわけです。
 げっぷは病気の症状である場合もあります。とくに逆流性食道炎や慢性胃炎などでげっぷが出ます。また、空気嚥下症という病気もあります。強い精神的ストレスがかかることで、唾液などと一緒に、無意識にしきりと空気を飲んでしまうものです。食事や飲み物と無関係にげっぷがたくさん出る場合は、一度、医師に相談してみてください。
                              北海道新聞 2013.8.7

第2回 旭川市医師会 認知症 市民公開講座「地域で支える 認知症」

 日 時   平成25年9月28日(土) 午後2時から午後4時
 場 所   ロワジールホテル旭川(旭川市7条通6丁目)
 テーマ   「地域で支える認知症」
 講 演   「認知症と心の運動」 
           旭川医科大学医学部 脳機能医工学研究センター 教授 高草木 薫 先生
 対 象   一般市民、医療介護関係者
 参加予定数 200名
 参加費   無料

歯の電子カルテに統一様式、身元確認を迅速に

厚生労働省は、歯科診療用の電子カルテに、すべての歯の状態を統一の様式で表示する新たな仕組みを導入する方針を決めた。

 大規模災害時に身元がわからない遺体の確認作業を迅速に進められるようにするためで、歯の状態の分類方法を検討し、来年度以降、電子カルテのメーカーに対応を求めていく考えだ。

 歯は、硬くて腐敗しにくい上、金属を詰めたり義歯を入れたりといった治療の痕跡も残る。こうした歯の状態に該当するカルテが見つかれば、遺体の身元確認につながる。

 電子カルテには、治療歴などを示す診療情報が記録されているが、その様式はメーカーごとに異なる。こうしたことが東日本大震災で、遺体の身元確認に時間がかかった要因となった。

のどが痛い!

節電の夏ですが、暑さに負けていませんか?体力が落ちると、病原体が直接侵入する「咽喉」を痛めてしまいます。いびきをかき易い方は、窓を開けっ放しにして寝た明け方は気温が下がるため、「急性扁桃炎」や「咽頭炎」を起こします。お子さんでは「RSウイルス感染」や、プールに行くようになると、アデノウイルスにより咽頭炎と結膜炎を起こす「プール熱(咽頭結膜炎)」が流行ります。プールの後はよく目を洗い、うがいをしっかりしましょう。
                                ライナーネットワーク 2013.8.9

驚愕事実!口にするだけでみるみる「歯が黄ばむ」NG食べ合わせ

歯を白くする一方で、歯を黄ばませてしまう食べ物もありますね。カレーや、コーヒーなどがメジャーでしょうか。ところが、そればかりでばく、歯を黄ばませてしまう“組み合わせ”も存在していたのです。今回は、口にするだけで歯に着色してしまう、NG食べ合わせについてご紹介したいと思います。

■着色性食品×着色補助食品=歯を黄色くする

着色性食品は、その名の通り“口にすることで歯に着色する食べ物”です。それに対し、着色補助食品は単独では着色しませんが、“着色性食品と一緒に摂ることで着色を強めてしまう食べ物”を指します。着色性食品と、着色補助食品にはどのようなものがあるのでしょうか? さっそく見ていきましょう。

【着色性食品】

・コーヒー、紅茶

・コーラ

・ウーロン茶

・赤ワイン

・たばこ、葉巻

・ブルーベリー、赤ぶどう

・カレーライス

・ソース、ケチャップ、醤油

・人工着色料を使用した食品

・イソジンなどの、色の濃いうがい薬

【着色補助食品】

・炭酸飲料(特にコーラ)

・アルコール飲料

・スポーツドリンク

・柑橘系食品・飲料

・シュウ酸(ほうれん草や青いバナナ、キャベツなど)

・クエン酸(パイナップルやレモン、グレープフルーツ、酢、梅干しなど)

着色補助食品は口の中を酸性化させ、歯の表面ミネラルを溶かして着色しやすくしてしまうのです。赤ワインやコーラだけならまだしも、赤ワインとほうれん草、コーラとパイナップルなど両方を一緒に摂ることで、確実に歯を黄ばませてしまうのです。
(院長談)
 インターネットから引っ張りましたがどこが出所か不明ですので内容に注意してください。

歯の健康づくり講師派遣の御案内

上川中部地域歯科保健推進協議会では、各関係機関・団体の専門分野を活かした講師の派遣協力を行っています。ぜひご利用ください。

 ◆対象:上川中部地域1市9町に存する関係機関・団体(育児サークル、保育所・幼稚園、小中学校、地域の健康づくりグループ、老人クラブ等)が実施するイベント、講演会、研修会など
 ◆申込:協議会事務局まで電話またはFAXにてお申し込みください
 ◆費用:協議会役員で対応可能な講演内容については無料(資料・教材等は実費)
     その他詳細についてはお問い合わせください
<申し込み・問い合わせ> 電話0166-25-6315

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