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失語症正しく理解

脳卒中や交通事故などが原因で、人の話を理解することや話すことが難しくなる失語症は、コミュニケーションに課題を抱え、認知症と間違われることもある。失語症はコミュニケーションが難しくなるので、生活全般に支障を来す。周囲の会話のテンポについていけず、うまく意思疎通ができないため孤立しがちになる。話を聞く時は先回りしないで言葉が出るのをじっくり待ち、写真や絵などから指さしで選んでもらうことが効果的だ。一方、話しかける時は簡潔にわかりやすい言葉ではっきり伝え、表情豊かに身ぶりを使うと伝わりやすい。
                         北海道新聞 2013.3.7

母乳栄養、子の肥満を予防せず

文献:Martin RM et al.Effects of Promoting Longer-term and Exclusive Breastfeeding on Adiposity and Insulin-like Growth Factor-I at Age 11.5 Years A Randomized Trial.JAMA. 2013;309(10):1005-1013.

 母子1万3879組を対象に、母乳栄養期間と子のインスリン様成長因子-I(IGF-I)値および肥満の関連を無作為化比較試験で検討。母乳育児推進介入群は介入なし対照群より母乳期間が長く、完全母乳率が高かった。11.5歳時の調整後平均差はBMIで0.19、IGF-I値で-0.02だった。母乳栄養は肥満を予防しないと示唆された。

インプラント被害者会結成 治療費前払い、医院破産

インプラント手術を行う歯科医院「シティデンタルクリニック」を運営していた福岡市の医療法人「樹啓会」が破産したのを受け、患者らが17日、福岡市で被害者の会を結成し、前払いした治療費の返還や損害賠償を求めるほか、詐欺容疑での刑事告訴を検討することを確認した。

 同会によると、費用を払ったのに治療が終わっていない患者は九州を中心に少なくとも210人おり、前払いした治療費は計約2億5千万円に上るという。西田茂正(にしだ・しげまさ)会長(72)=福岡県久留米市=は約300万円を前払いしたが、治療を受ける前だったといい、会合で「今後こういう被害者を出してはならない」と訴えた。

 信用調査会社によると、樹啓会は2000年に設立。資金繰りが困難になり、福岡地裁が2月に破産手続きの開始を決定した。負債額は約7億1500万円。

はじめての在宅介護

両親や伴侶が脳梗塞で突然、入院してしまうことがあります。退院時に家族ができることのひとつに心のケアがあります。病院から退院した直後は環境の変化でぐったり疲れます。帰宅して数日は、病院での生活リズムを自宅でも継続するようにしましょう。朝は病院で起きていた時間にカーテンを開け、暖かければ窓も開けて新鮮な空気を取り入れます。処方された薬を決まった時間に服用してもらう事も大切です。さらに可能であれば、一緒に外出してみましょう。玄関先でも構いません。気分が変わりますよ。気持ちに余裕が出てきたら「仲良しの方に退院の報告してみたら」と勧めてみましょう。電話でおしゃべりするだけで気分転換になり、社交性も取り戻すでしょう。
                         北海道新聞 2013.3.7

在宅医療の議論始まる

中医協総会が2月13日(水)、厚労省内で開催され、在宅医療に係る議論がスタートし、厚労省が提出した資料を基に、フリートークで議論が行われた。今回は医科中心の資料が提出されたが、支払側の白川修二委員(健保連専務理事)は、横断的に在宅医療について議論するために、医科だけの細切れではなく、歯科・調剤を含めた資料の提出を要望した。
                         日歯広報 2013.2.25

脳が満足感醸し出す

脳で活動する神経細胞は、主に糖分をエネルギー源としているのです。他にもエネルギー源がないわけではありませんが、少なくとも、脂肪をエネルギー源にしにくいしくみになっています。なので、頭蓋骨の中には脂肪組織がありません。エネルギー源である糖分が体に入ることは重要なことなので、脳が満足感を譲し出し、人は幸せを感じることになっています。そのはたらきをするのが満腹中枢です。確かに糖分を取りすぎるとみるみる太りますが、それは単に多すぎるからです。糖分を取らない食事を続けると、人は満足を得にくくなり、強いストレスがかかります。さらに脳のはたらきを低下させる危険があるのです。
                         北海道新聞 2013.3.6

福岡のインプラント歯科が破綻 2.4億円前納、治療中210人

インプラント手術を手掛けていた福岡市博多区の歯科医院「シティデンタルクリニック」を運営する医療法人「樹啓会」が2月に経営破綻し、前払いした治療費の返還などを求める苦情が患者から相次いでいる。治療中の患者は、判明分だけで九州各県などの約210人、前払い額は約2億4700万円に上る。インプラント手術は保険適用外の自由診療で患者が多額の費用を支払うため、損害額が膨れ上がった形だ。

 「去年の6月に300万円を払ったのに、手術を全くしてもらっていない」「治療の途中で倒産し、別の歯科で診てもらうと75万円かかると言われた」―。今月上旬、同区内に患者ら11人が集まった会合では、戸惑いや怒りの声が相次いだ。

 インプラント手術は、顎の骨に穴を開けて支えとなる歯根を埋め込み、上部に人工の歯を取り付ける技法。

 博多区の60代女性は同医院に200万円を払い、2008年から2年間で6本のインプラント手術をした。今年2月に装着した人工歯が外れ、医院を訪れたところ「閉院」の張り紙。別の歯科に行くと「手術が不十分で、いずれ全て外れる。手術し直すには300万円かかる」と診断された。女性は手術のために貯金を取り崩したといい、「10年間保証するという契約だったので安心していたのに。入れ歯にするしかない」と話した。

 患者の中には、手術前に歯を抜かれたまま、残りの治療を受けられなくなった人もいるという。

 樹啓会側が、福岡地裁に提出した破産手続き開始申立書や信用調査会社などによると、同法人は2000年に設立され、05年に現在地に医院を開設。一時は北九州市などにも医院を持ち、年間5億円超の収入があった。一方で設備投資費や広告費などが膨らみ、契約していたコンサルタント会社とのトラブルもあり経営が悪化したという。同地裁は2月、破産手続き開始を決定した。

 取材に対し、法人の理事長は代理人の弁護士を通じ「故意に治療を引き延ばしたことはなく、患者が治療を継続できるよう最後まで努力をしていた。ご迷惑を掛け申し訳ない」とコメントした。

神戸の歯科医師逮捕 酒気帯び運転容疑

兵庫県警垂水署は15日、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで、神戸市の歯科医師梅木邦彦(うめき・くにひこ)容疑者(56)を現行犯逮捕した。

 垂水署によると、鈴木容疑者の乗用車がセンターラインをはみ出し、対向車と接触。対向車の運転手が110番し、同署が飲酒の有無を調べたところ、呼気1リットル中0・5ミリグラムのアルコールを検出した。

 逮捕容疑は15日午前9時40分ごろ、神戸市垂水区の国道2号を酒気帯びの状態で乗用車を運転した疑い。

 垂水署によると、鈴木容疑者は「未明に焼酎を2~3合飲んだ」と容疑を認めている。

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