高齢者の認知症患者は妄想症状を伴う例も少なくない。市立札幌病院精神科の安田素次郎部長は、代表的な「物取られ妄想」「嫉妬妄想」について190症例を分析した結果をまとめた。それによると、「財布を取られた」などと他人を疑う物取られ妄想がある患者の9割は女性で、性格は負けず嫌いな人が多かったという。一方、伴侶の浮気などを疑う嫉妬妄想には性差は見られなかった。
北海道新聞 2012.11.7
高齢者の認知症患者は妄想症状を伴う例も少なくない。市立札幌病院精神科の安田素次郎部長は、代表的な「物取られ妄想」「嫉妬妄想」について190症例を分析した結果をまとめた。それによると、「財布を取られた」などと他人を疑う物取られ妄想がある患者の9割は女性で、性格は負けず嫌いな人が多かったという。一方、伴侶の浮気などを疑う嫉妬妄想には性差は見られなかった。
北海道新聞 2012.11.7
全国のがん医療の中核病院でつくる全国がん(成人病)センター協議会(全がん協)が10月、胃がんなど五つのがんについて、加盟する28の病院別に5年後生存率を公表し、病院の参考指標の一つとして関心を呼んでいる。ただ、早期で状態の良い患者の多い病院の生存率が高めになる傾向があり、データの見方には注意も必要だ。
北海道新聞 2012.11.7
講演1 「北海道日本ハムファイターズ 強さの秘訣 ~スポーツ選手の食支援~」
選手にはもちろんですが、食育セミナーなどで一般の方々にも、強くなれる食事のルールとして「3つの3」を提唱しています。まず、食事は1日3回、朝食は必ず摂るようにすること。続いて、3つの色の食べ物(主食・主菜・副菜)をバランスよく食べること。最後に、ありがとう(サンキュー)の気持ちを大切にして食べることです。若い人が朝食を抜きがちなのは、野球選手も同様です。朝食を食べるにしても、パンとジュースだけで済ませるなど栄養バランスが十分ではない選手も目立ちます。それに比べて、チームの勝利に貢献している1軍の選手は、食事をきちんと摂るようにしています。
講演2 「スポーツ選手と歯の関係」
スポーツを行う場合、平衡機能が乱れたり変化したりするということは、運動の基本姿勢を崩すことになります、その影響は競技成績に大きく関わります。スポーツには、動的なもの(野球、サッカー、ラグビーなど)と静的なもの(アーチェリー、射撃、弓道など)がありますが、どちらのスポーツにおいても基本となるのは直立姿勢を維持することで、それは平衡感覚、すなわちバランスにより維持されます。
介護保険法にはショートスティという介護サービスはありません。”短期入所生活介護”と”短期入所療養介護”という二つの介護サービスを含んだ表現なのです。短期入所生活介護というのは、特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)に併設されていたり、単独型の福祉施設で提供されているサービスです。多くの場合、数日から1週間程度短期間入所して、入浴、排泄、食事の介助や、簡単な機能訓練をおこないます。一方、短期入所療養介護は介護老人保健施設や介護療養型医療施設などの医療系施設に短期間入所して、医療管理下で介護や機能訓練を受けるサービスです。二つのサービスのうち、訪問診療が可能なのは短期入所生活介護のサービスを受けている方だけです。したがって、「ショートスティへ訪問診療をお願いします」という依頼では、訪問診療が可能かどうかの判断はできないのです。
事前に短期入所生活介護、短期入所療養介護どちらのサービスを受けているかの確認が必要です。受けているサービスの一番簡単な確認方法は、ご家族、ケアマネジャーさんなど往診の依頼者に確認してみることです。ケアマネジャーさんは患者さんのケアプランを作成しており、どの介護サービスを受けているかを把握しています。患者さんの入所している施設が提供しているサービスは、インターネットで調べることも可能です。介護事業所には、新規指定時や更新時にサービス内容を公表することが介護保険法で義務付けられています。”介護サービス情報公表支援センター”のホームページで検索することが可能です。地域や事業所などで検索すると、提供しているサービスの情報が閲覧できます。1年も1度情報が更新されるので、信頼性の高い情報です。なお、医療事務に関して気をつけるのは、次の点です。
短期入所生活介護への訪問診療では介護保険の算定はできず、全て医療保険だけで請求します。介護保険の居宅療養管理指導は算定せず、歯科疾患在宅療養管理料や訪問歯科衛生指導料で算定しなければなりません。また、短期入所生活介護を利用される方は、一定期間でご自宅に戻られる方がほとんどです。自宅では介護保険を算定することになります。同じ月に短期入所生活介護と自宅への診療が混在する場合には注意点があります。介護保険の歯科医師が行う居宅療養管理指導と医療保険の歯科疾患在宅療養管理料は、同じ月に重複して算定できないので、どちらか一方の算定になるという点です。
一つは、ケアマネへの情報提供書です。今年の介護保険の改定からケアマネへの情報提供を行わなければ居宅療養管理指導Ⅰを算定できなくなりました。それまでは情報提供が面倒だからといって100単位減算で算定していた医院は少なくありませんでした。以前から担当ケアマネへ情報提供書を送っていた医院は少なくありませんでした。以前から担当ケアマネへ情報提供書を送っていた医院は、ケアマネからの信頼も厚く、患者さんの紹介に困ることはないようです。
二つ目は、サービス担当者会議への参加です。訪問診療に取り組んでいらっしゃる先生は、外来と往診とで極めて忙しい。そのため、サービス担当者会議に参加する先生は極めて少数派です。訪問診療の成功の秘訣は、地域の在宅医療ネットワークの中で確たるポジションを築きあげることです。そのためには、患者さんを取り囲む関係者の顔がお互いに見えることが必要になります。訪問歯科と言えばあの先生、と言われるようになれば、患者さんの紹介は途切れることはありません。単なる情報提供書を送るだけの付き合いと違って、実際に顔を合わせて話しをすることはケアマネや訪問看護などの関係者の信頼を確固したものにします。 最低でも月に1人のケアマネさんとは直接会って話をしているという先生は地域でも必ず支持されています。
三つ目は、口腔ケアについての情報発信を継続的におこなっていることです。例えば、地元のケアマネ連絡会などで、口腔ケアについての話を年に何回かするといったことでもいいのです。要介護者のための口腔ケアの重要性についての話をほんの10分程度レクチャーするだけでも予想以上の効果があることに気付かれることでしょう。いかがでしょうか。この3つすべてを当たり前のように実践されていますか。知っていることと実践できていることは違います。ほんの少しだけやってみるだけで、結果に大きな違いが出てきます。是非ともお試しください。
厚生労働省は21日、全国で生活保護を受けている人が8月時点で213万1011人と、4カ月連続で過去最多を更新したと発表した。受給世帯も155万5003世帯で過去最多となった。
受給世帯の4割以上が65歳以上の高齢者世帯だが、母子世帯や障害者世帯などの受給も増加。平成20年のリーマン・ショック以降、増加傾向が続いており、厚労省は「高齢者の増加に伴って、今後も増加していく可能性が高い」と分析している。
東日本大震災の被災世帯では、9月までに計1394世帯が生活保護を受けている。
変形性関節症は関節の痛みや変形、機能の喪失などを特徴として緩やかに進行する疾患で、高齢者の身体障害の主要な原因となる。重症化リスク因子としては、肥満、関節損傷、特定のスポーツなどが報告されている。
一方、ソフトドリンクの消費量はここ数十年の間に世界中で劇的に増加しており、摂取と体重増加、2型糖尿病、心血管疾患や骨折・骨粗しょう症などとの関連が指摘されている。調査の結果、BMIが30.0kg/m2未満の男性では、清涼飲料摂取量が多いほど脛骨大腿関節腔幅(JSW)が有意に広がっていた(P<0.001)。しかし、女性とBMIが30.0kg/m2以上の男性では有意差は認められなかった。
変形性膝関節症の増悪を示す関節裂隙狭小化(JSN)スコアの増加とソフトドリンク摂取量の関連について、年齢、体重変化、ベースラインのKL分類、総エネルギー摂取量などを共変数としてCox回帰分析を行い、調整ハザードリスクを算出した。
その結果、男性のソフトドリンク飲用者では、BMIが30kg/m2未満で週2-4回摂取群ではわずかに有意差は認められなかったものの、摂取なし群に対して有意にJSNが増加していた。一方、女性ではその傾向は認められなかった。
これらの結果からLu氏は、「ソフトドリンクの摂取量は、男性において変形膝関節症の独立した増悪因子だった」と結論し、「今後はソフトドリンクの影響について、生物学的メカニズムを解明するためさらなる研究が必要だ」とまとめた。
改めて言うまでもなく、呼吸は鼻でも口でも行うことができます。口の周りには唇やあごの筋肉があって、完全に閉じることができます。しかし、鼻の穴は常に開いていて、手などを使わないで閉じることはできません。従って、人はもともと鼻を使って呼吸する動物であったと推定できます。
この考えを支持する証拠は、鼻の中の構造と働きにあります。鼻の中の耳側の壁には大きな粘膜のヒダが三つ並んでいます。上鼻甲介(じょうびこうかい)、中鼻(ちゅうび)甲介、下鼻(かび)甲介といいます。そして、ヒダとヒダの間、ヒダと鼻の中央の仕切り(鼻中隔(びちゅうかく))との間の隙間(すきま)は思いの外狭くなっています。表面の粘膜からは、絶えず分泌液が出ていて、鼻の粘膜全体は粘液に覆われています。鼻で呼吸するとき、この比較的狭い隙間を空気が通過することになります。この際、空気中に含まれるゴミやほこりは、粘液に絡め取られることになります。
これは、病原体がのどや肺に侵入することを防ぐ意味合いもあります。さらに、粘液の水分が通過する空気を潤すので、息が湿って、のどや気管支の乾燥を防ぐ働きもあるわけです。つまり鼻には、ゴミ取りフィルターと加湿器の役割があるというわけです。優秀な空気清浄機ですね。というわけで人は鼻で呼吸することが基本といえます。
一方、口で呼吸するときの利点は、呼吸量が多くなることです。口を大きく開ければ、空気の通過を妨げず効果的です。だから、運動しているときは、自然と口が開くものです。でも、お気づきのように、口呼吸はのどや気管支を乾燥させ、ゴミやほこりをのどに直通させてしまうというリスクも伴っているのです。
もう一つ、どうしても口呼吸が必要な場面があります。それはしゃべったり、歌ったりするときです。この時の口やのどの乾燥は相当なものなので、しゃべり続けると、どうしても水が欲しくなります。こうしてみると、口呼吸は、必要な時以外は、しないにこしたことはなさそうです。
ところが、最近、口呼吸を常にしている人が増えているそうです。もちろん、アレルギーなどの理由で、鼻に炎症があって通りが悪くなっている人も多いのですが、単純に癖になっている人も少なくないようです。乾燥しやすい季節を迎えました。鼻呼吸を意識しましょう。(とうせ・のりつぐ=札幌医科大教授)=次回は12月3日掲載