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踏切事故訴訟、争う姿勢 てんかん発作の歯科医

三重県四日市市で2010年、車の追突で自転車を踏切に押し出され、電車にはねられ死亡した中国籍王定祥(おう・ていしょう)さん=当時(23)=の両親が、車を運転中にてんかん発作を起こした歯科医の池田哲(いけだ・てつ)医師(48)に約5340万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が7日、津地裁四日市支部(斉藤一美(さいとう・かずみ)裁判官)であり、池田医師側は請求棄却を求め、争う姿勢を示した。

 訴状などによると、池田医師は10年12月30日、運転中に発作で意識を失い、遮断機が上がるのを待っていた自転車に追突。王さんを含め3人が電車にはねられるなどして死傷した。

 王さん側は「主治医から運転しないよう注意されていた。医師の経歴にかんがみて、重大事故を引き起こす危険性を十分に認識していた」と主張している。

 池田医師は自動車運転過失致死傷罪で禁錮2年10月の判決を受け、最高裁に上告した。ほかの死亡男性の父親が損害賠償を求めた訴訟は、既に和解した。

旭川地区在宅ケアを育む会第58回 症例検討会&ビールパーティーのご案内

日時:平成24年8月22日(水) 午後6時30分~8時00分
場所:ホテルリソル旭川 「会議室」
旭川市1条通9-50-1  TEL0166-23-9269
<セミナー>
「 口腔ケアとドライマウス(口腔乾燥症) 
                ~その傾向と対策~ 」
道北口腔保健センター 藪下 吉典 先生
<懇親会>
各職種の方が親しく話し合える場を設けさせていただきました。気軽に話し合い新しい発見や新たなつながりが生まれる機会になります。
場所:「プリミエール」 旭川市1条通9丁目ホテルリソル旭川B1階
   TEL0166-26-5607     時間:午後8時10分~
会費:女性2000円  男性3000円
※懇親会に出席の方は、所属先、氏名を明記の上、8月10日迄に下記の連絡先までFAXしてください。(締切厳守)当日参加はお受け出来ませんのでご了承御願い致します。
連絡先:FAX 0166‐27‐9732 「在宅ケアを育む会」事務局

はじめての在宅介護 動作介助

介護を受ける人が生活の場を広げるには、まず「ベットから離れる」ことが必要です。離れるための第一歩は、車椅子やポータブルトイレベッドへの移乗です。寝たまま行う方法のほか、座位や立位で行う方法などがありますが、介助を受ける人の身体的状況のほか、介護者の能力に応じた方法を選択することで、お互いの負担を軽減しつつ、機能低下も防ぐことができます。介護現場で最も多く見かけるのは立位での移乗で、短時間で移動できるのですが、転倒の危険性が大きい上、介助者が無理をして腰を痛めることもよくあります。
 座位での移乗は、転倒の可能性が少ない安全な方法ですが、本人が座った姿勢のまま横に移動できることや、車椅子のアームサポート(肘掛け部分)が脱着可能であることが必要です。ベッドの端に腰掛けて座ることができなかったり、立位の姿勢がまったくとれないようであれば、介助者2人でサポートする「2人介助」や、本人の体をつり上げて動かすことができる「リフト」という装置を利用した介助が望ましいでしょう。
                   北海道新聞 2012.7.26

ADHD 成人対象の薬承認

厚生労働省の薬事・食品衛生審議会医薬品第1部会は3日、成人の注意欠陥多動性障害(ADHD)の薬として、日本イーライリリーの「ストラテラ」(一般名アトモキセチン)を承認することを了承した。国内で、成人のADHDを対象とした薬が承認されたのは初めて。秋ごろから使えるようになる見通しだ。

群馬・はるな生協歯科 低所得者対象に無料低額の診療

はるな生協(高崎市)は1日、経済的理由で診療費支払いが困難な低所得者を対象に、「はるな生協歯科診療所」(同市上中居町)で「無料低額診療事業」を始めたと発表した。

 同生協の定款地域(高崎、前橋、藤岡、安中、富岡、伊勢崎市、多野、佐波、甘楽郡)に在住在勤で、無保険者・DV被害者など=全額もしくは一部免除▽収入が生活保護基準の110%未満の世帯=保険診療の一部負担金を免除▽同110~140%以下の世帯=一部負担金のうち入院は70%、外来は50%を減免するという。

毎日新聞社 8月3日(金) 配信

ペットボトル専用ストローキャップ

暑くて喉が渇きますね。涼しい地域でも急に気温が上がると体がついて行けず、熱中症にかかるリスクが高まります。熱中症の予防対策は①体調管理②体温調節しやすい場所や服装を選ぶ③こまめな水分補給の3つが基本です。お年寄りは特に気を付けましょう。今回は、寝たきりや体が動きにくい人を介助する場合に、ペットボトルから水やお茶を飲ませやすい介護専用ストローキャップを紹介します。
 市販のペットボトルに取り付けるキャップです。通常、一般的なストローを使うと、ボトルを傾けた時に先端が飲料から離れ吸い込むことができません。この専用キャップのストローは軟らかいチューブで、先端に重りが付いています。ペットボトルを傾けても重りが飲料の中に落ち、どんな角度に傾けても飲みやすくなっています。ふたをカチッと音がするまでしっかりと閉めてください。持ちやすいよう、キャップの両側にハンドルが付いています。
                   北海道新聞 2012.7.26

認知症になる前に自分史を

認知症になっても自分らしく生きたい。お年寄りが人生の思い出や生活スタイルを、元気なうちに書き込んでおく「私のアルバム」作りが、鹿児島県霧島市で広がっている。介護が必要になった時に施設関係者が目を通し、人となりを知ることで本人の気持ちに寄り添うケアに役立てる。介護関係者らでつくる作成委代表で、今月中旬に来道した黒岩尚文さん(43)に内容や活用方法を聞いた。
                   北海道新聞 2012.7.26

在宅医療の強みと弱み

「高齢者の発熱は入院精査か在宅管理か」
高齢者の発熱は在宅管理を優先する立場から、祐ホームクリニックの武藤真祐氏がさらに論じる。入院に頼らなくても、患者を診断、治療できると説明。
高齢者の発熱を在宅で診療する実態を症例とともに説明。
家族はできる限り在宅を希望する場合も。入院はあくまで補助的。
在宅を取り巻く環境も充実。「高齢者発熱に十分対応可能」と見る。

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